記事投稿直前に、ガンバ大阪が苦手な鹿島スタジアムで 4-1 と快勝したため、やたらご機嫌になりつつ、また箸にも棒にもかからない記事を投稿するわけですが、そんなこんなの新しい MacOS X 10.7 - Lion。

新 MacBook Air 購入とともに使い始めることになった Lion についての感想は特に書くつもりもなかったのですが、慣れたら喉元すぎて最初の印象を忘れてしまいそうなので、自分用メモという意味合いも含めて、初期雑感を簡単に記しておきます。

それにしてもラフィーニャは良い補強と思ったけれど、まさかの初出場&途中出場で1ゴール2アシスト…またオイルマネーでパクられコースかな(レンタル移籍だけど)。そして、毎試合2〜4失点のガンバの特大穴あき守備に対して1点しか取れない鹿島…他人事ながらちょっと心配になります(また脱線)


さて、MacOS X 10.7 - Lion に対するトータルとしての印象としては、

やや強引な変更点が目につくけど、Apple のいつものやり方だしなぁ


という感じ。

色々と論議を呼んではいるものの、割と極端に変更した部分は元の挙動に戻せますから、そうそう騒ぐほどのことでもないような、とは思っています(初期設定の重要性は十分判ってますが)。

それに「Apple の歴史は切り捨ての歴史」と言ってもいいくらいなので、毎度の平常運転とも言えます。切り捨ててきたからこそ大胆に前に進めてこられた部分もありますし、それゆえに仕事のベースとして考えると怖いので避けたいと感じる部分もあります。ま、ユーザーが増えていく今後はどうするんでしょうねぇ…

そんな強引にユーザー・インターフェースを変えてきたという点では

Windows Vista を最初に触った時と少しデジャヴした


のは少しあります(あくまで私自身の感覚)。Vista と何が似ているとかではなく、どことなく“変えるために変えた”みたいな匂いが似ているかな?と。

もちろん、最初の Vista ほど悪い印象はなく(Vista も SP1 以降は悪くない OS なんですけどね)、基本的に Lion に対しては好印象なんですが、この変化や、ネットで散見される既存ユーザーの Lion 批判を見るにつけ

あ〜、XP に慣れきったユーザーが Vista に対して言ってたのと似てるわー


というのもあったりします。いつの世も変わりません。

MacOSX_Lion_01
(Java は必要時にインストールされるようになったが、私は Photoshop インストール時に要求)


そして、もう一つ。

新OS 最初の公開β版リリースなのに、珍しく問題が少なめのような…?


と。いやホント、意外とトラブルが少ない気がする(私の場合は以前の記事で書いたように AFP でバッファローの NAS にアクセスできない問題がありますが…)。

以前の MacOS X は最初の2〜3リリース、10.x.2 とか 10.x.3 くらいまでは公開βとか有料βとか揶揄されて、実際そう言われても仕方ない頃がありました(MacOS は Windows と違って公開βも RC もやらないですからね)。

ただ最近は、代を重ねるにつれて安定するまでの時間は少なくなっていると思いますし、内部構造は Snow Leopard で大きく変革して、今回は“ガワ”の変更が中心でしたから、問題が少ないのかも知れません。

メイン機はしばらくアップデートしないつもりではいるものの、「これなら他の Mac も Lion へアップデートするのに、大きな抵抗はないなぁ」という感じです。これは本当に好印象でしたね。

MacBookAir2011mid_17


とまぁ、全体的な Lion に対する第一印象は上記のとおりでした。そして、Lion の各新機能についての個人的な感想については、以下に箇条書きでまとめてみました。

◯ スクロール方向の反転

→Apple らしい強引さ、“やりすぎ感”はあるが、従来の挙動に戻す設定もあるし、iPhone / iPad に揃えたい気持ちは判らなくもないので(Mac 上で iPhone エミュレーターを使ってると、あれ?と思うことはあった)、理解はしているし、批判するようなことでもないかと思っている。

 個人的に、当面は反転で頑張って慣れてみるつもり(Snow Leopard 機も Better Touch Tool のオプションで反転させた)だけど、1ヶ月しても慣れずにダメだったら元のスクロール方向に戻す予定。Windows 機も反転できないと統一するのは無理なので、反転に慣れるかどうかは五分五分。


◯ フルスクリーン

以前の MacBook Air に対する初期インプレ記事でも書いたように、画面解像度の低いノートパソコンでは便利!の一言。ただ、対応ソフトが少ないので、フルスクリーン対応ソフトと未対応ソフトが混在している現在は、アプリ毎の使い勝手が違うため少々ややこしい。
 (なので、前回記事で書いた Maximizer を使っています)

 ちなみに、2560x1440pixels という広い解像度のデスクトップ機でフルスクリーン機能は使わないだろうと思うし、別に使わなくてもいいのだから、これについて文句や不満を言うのはナンセンス。


◯ Launchpad

→殆ど使ってないし、今後も殆ど使わない。未だに良く使うアプリの入れ場所は Dock 利用。でも3本指・下スワイプで起動できる点を考えると、将来は変わっていくのかな?とは思う。というか、次は Dock 廃止な予感…

 でも、それ以前に ~/bin に入れたエイリアスが勝手に登録された状態になるので、今まで(Apple が使ってこなかった)~/bin を独自に活用してきた身としては色々困ってる…


◯ Misson Control

Expose と Space が統合されて使い良くなったと思ってる派。今まで Expose と Space が別々だったのは使いづらくて、Space は常用してたけど、Expose は殆ど使ってなかった。が、Misson Control はフルスクリーン・アプリとともに便利に使えている。


◯ Safari 5.1

→ちょくちょく落ちるし、なんか妙なところも散見される。フルスクリーン化していてもファイルダウンロードしたタイミングで勝手にフルスクリーン化が解除されたりなんてことも(たまにだから困る)。

 また、フルスクリーンモードにしておかば、次回起動時もフルスクリーンで起動してくれるが、html ファイルをダブルクリックして Safari を起動するとフルスクリーンモードが解除されて起動されるのは謎仕様。というか、嫌なので改善して欲しい。

 そして現状では Safari Stand が使えないのは何気に痛い。全機能は引き継げないものの Lion 対応予定ということなので待ち遠しい。


◯ Readling List (Safari 5.1)

デバイス間で同期できない Read Later 機能に用はない。ので、使ってないし、ブックマークバーからもボタンは消している。

 iOS 5 / iCloud 登場時に iOS デバイスと同期できるようになったら、また考える。でも Instapaper の方が便利なことも多いからねぇ(フォルダ分類とか)


◯ マルチタッチ・ジェスチャー

以前の記事などで既述のとおり、今まで Snow Leopard でも「Better Touch Tool」を使ってマルチタッチ UI を色々使ってきているので違和感は全くなし。むしろ、どんどんやれ!だったので、歓迎。

 ただし、今までは3本指4本指でのジェスチャー挙動は自分勝手に定義していたので、Lion の定義に合わせるためや、今まで定義していた機能(Finder で上の階層に移動するなどを定義している)を別のジェスチャーに定義し直したので、それらに慣れる手間は発生している。

 また、Snow Leopard での OS 定義と比べても、3本指スワイプがフルスクリーンアプケーション間スワイプになったので、2本指スワイプが左右スクロールと、ページ間移動(ブラウザの進む・戻る)と共用になって、ちょっと違和感がある。

 ぶっちゃけ、マルチタッチ・ジェスチャーをどう自分好みに定義するかは一番の悩みどころでもある。


◯ 再開(Resume)

→一般的には便利だけど、個人的には Safari 起動時にホームページを表示せず、必ず起動時に以前表示していたページを表示するのは困っている。というか、正直この機能はあちこちで“ありがた迷惑”気味だったりする。

【7/28 追記】システム環境設定→一般で再開機能は外せました…気づきませんでした。ご指摘感謝!


◯ オートセーブとバージョン

→まだ使っているソフトで対応ソフトが少ないので、特に恩恵をうけてる感じはないが、オートセーブはともかく、バージョンは大いに期待。愛用しているエディタ Cot Editor や Textmate あたりが対応してくれることを切望している(まぁ Textmate は4年くらい Ver.2 を待たされてるわけだが… ^^;)


◯ AirDrop

→絶対便利だと思うが、まだ Lion 機は MacBook Air しかないし、周りも様子見派が大半なので使ったことがない(^^;)


◯ 新しいメールレイアウト

→スクロール方向反転と並んで批判が多いと思うけれど、個人的には「最近 Mac もワイド画面だし、MacBook 系列には悪くないんじゃね?」という感じ。また、フルスクリーンとの相性は断然新しいレイアウトの方が良いと思う。ちなみにマルチアカウントなので、3ペイン構成にしている。

 元々こういうレイアウトは大嫌いだったが、縦解像度の低いノート PC で使うならこちらの方がいい感じだ。逆に言えば、デスクトップ機では今まで通りの「クラシックレイアウト」に戻して使うと思う。


◯ 新しいデザインのアドレスブック

→割とどうでもいいけど、別に悪くはない。


◯ FileVault 2

→使いたいのだけど、様子見中。今までの FileVault がダメすぎて、色々なアプリケーションで問題が発生していたこともあって、まだ怖くて使えない。今回はそれがクリアされていることを期待。

 ちゃんと使えるようならモバイル用途の MacBook Air では使う予定(これが目的で CPU パワーに余裕のある新型に買い換えたかった部分もある)。


◯ Dashboard

→Snow Leopard の頃から全く使わなくなったので、むしろ捨てたい。ってか、まだなんで残ってるの?という感じ。


◯ iCal

→年表示が増えたり、細かいところが変わったけれど、特に感じることもない。あ、マルチタッチ・ジェスチャーで移動できるのは便利。


◯ プレビュー

→スワイプで画像移動できるようになったのは便利。しかし、再開(Resume)機能の絡みで、起動したら常に前のウィンドウも開かれるというのは迷惑なことの方が多い。


◯ ファイル共有・画面共有

→Lion が MacBook Air だけなので試せてはいないが、Apple ID 認証は便利そう。でも、認証系があまり簡単になるのも微妙だが…


◯ ことえり

→昔は恐ろしく馬鹿で使い物にならなかった「ことえり」も、毎回アップグレードで使いよくなってきた。少なくとも一時期から妙なことになっている MS-IME より、今は印象が良い。今回も予測変換部分も含めて、良くなってる感はある。

 ただ、日の浅い Google 日本語入力と比べると Google 日本語入力の方が良いと感じるので、まだまだではある。真面目な文章を書くのに Google 日本語入力は合わないけど、私の場合は不真面目なので。

 あと「今日明日」と書こうとして「きょうあ」まで入力したところで「京アニ」が予測候補に出るのは、どういう方向性になったのか…。変なところで Google 日本語入力に対抗しなくても… :-(


◯ システム環境設定に「メール/連絡先/カレンダー」追加

→若干お節介なダイアログを出す時もあるけど…このあたりがまとまったのは悪くない。


といったところでしょうか。

MacBookAir2011mid_18


既に何度も書いていますが、

Lion は MacBook シリーズのための OS という印象


が強いです。デスクトップ軽視と言っては言い過ぎかもしれませんが、ノートパソコン重視しすぎるきらいは感じます。

私は MacBook Air にインストールされているので、概ね新機能、新デザインに対して好印象ですが、最初にデスクトップ機にインストールしていればネガティブな印象が多くなったかも知れません。

でも、今や日本だけでなく世界的にノートパソコンの売上比率が増え、特に Apple の場合はそれが顕著ですから、そうなるのも仕方ないのかも知れません。

それに

嫌なら元のデザイン・レイアウトにに戻せる項目が多い


ので、デスクトップ機で使う場合はそうすれば良いかと思っています。

MacOSX_Lion_02
(Flash はインストールしても Click to Plugin と併用して、必要時のみ利用)


というわけで、ひとまず MacOS X 10.7 Lion を使い始めた時の印象を書き連ねてみました。ちょっとまた自分なりに Lion で利用している・利用するかもしれない Tips をまとめてみようと思いますが、また書きかけの記事のまま、思うだけで終わるかもしれません(^_^;)

ともあれ、半年後、一年後、Lion に対して、どう思っているでしょうか。数カ月後、半年後には iMac にも導入していると思いますし、さて…

【7/28 追記】いま一番の悩みどころは、上でも書いたことですが、マルチタッチ・ジェスチャーをどうするか。Better touch tool と合わせて、自分なりに使いやすいのをどう定義するか?なのですが、

どうやって Lion と Snow Leopard を併用しても惑わない操作性にするか?


とともに、

11インチ MacBook Air と 27インチ iMac の両方で使いやすい操作性は?


ということを考えると頭が痛いところです。特に3本指スワイプの処遇

11インチ MacBook Air はフルスクリーンを使いまくりですから、フルスクリーンアプリケーションのスワイプ切り替えを多用するので、できればそれを3本指でやりたい。

けれど、Snow Leopard と同様に Finder やサードパーティ製アプリにおいて「戻る」「進む」を3本指スワイプでやりたい気持ちもあるし、フルスクリーンを使わないであろうデスクトップ機では「戻る」「進む」を3本指でやった方が確実に便利。

Magic Trackpad や 13インチMacBook Air / Pro 以上の広いトラックパッドだと4本指操作もさほどやりにくくないのですが、11インチ Air だと3本指と4本指では操作性にちょっと差があるんですよね…

なので、色々とどう組み合わせるのが良いか試行錯誤する日々です。