この度の東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生から1週間、未曾有の危機・災害はなお継続中の日本ですから、このような基本的にお買物ブログのようなチラ裏ブログを積極的に書く気にはなれないのですが、直接影響のない地域に住んでる人間は、できるだけ通常に戻るべきとも思うので復帰したいと思います(東京・仙台がクライアントゆえ、仕事面の影響はかなり大きいのですが…)。

さて、以前 GXR への雑感を立て続けに書いていた頃の記事の1つ、「GXR と一ヶ月(2) 不満点専科」にて色々と不満点を列挙したなかでも書いていたことの一つに、

50mm ユニットはフロントレンズキャップが外つまみ式だったけど
28mm ユニットは内つまみキャップに変更された
50mm ユニットでも内つまみキャップを使いたいなぁ〜


というのがありました。

50mm ユニットは外付けのフードを付けられる構造ではないので、外つまみキャップでも問題はないのだけれども、個人的に内つまみキャップが慣れてるから交換したかった。というか、28mm と 50mm の2つのユニットで違うのは、なんとなく微妙。


ちなみに、メインマウントのキヤノン EF レンズも外つまみキャップを採用しているが、私は全部の EF レンズに内つまみキャップを別途購入して付け替えている。最初の一眼がニコン Fマウントで内つまみだった影響が大きいが、フードを付けてのキャップ着け外しを考えたら、外つまみ式は欠点しかないように思えている。

シグマ フロントキャップ 77mm
内つまみ式のシグマのフロントレンズキャップ

上のようなサードパーティ製の内つまみ式フロントキャップを購入し
メーカー名部分をテープで隠して(^^;) EF レンズに付けている


ともあれ、50mm ユニットでも 28mm ユニット用レンズキャップが付けられることはすぐ判ったので、昨年末にヨドバシカメラで部品取り寄せ扱いで注文したのだが、ちゃんと注文が届いてなかったようだ。その時に対応したリコーの販促員がちゃんとやってなかったのだろう…(-_-#)

サードパーティ製を探したのだが、このレンズ径で内つまみというのは意外と手に入りづらく、どうしても必要なものではないし…と放置していました。

が、先月

熊本で 28mm ユニットのレンズキャップを紛失した


ので、今度はどうしても必要になって発注した。

本当は28mm ユニット自体を紛失して、見つかって戻ってきたのだけどレンズキャップはなかったという状況だったから、むしろレンズキャップだけで済んで良かったんだけどね。28mm ユニットをもう一度買いなおさなきゃならなかったら、いっそ GXR を捨てて NEX の新型か GF2 へ…なんて血迷っていたかもしれない(笑)

そんなわけで、ヨドバシカメラ梅田で改めて GXR A12 28mm F2.5 ユニット用のレンズキャップを部品取り寄せ扱いで注文した。どうせならと 50mm ユニットの分も含めて2個注文。

GXR A12 28mm Lens Caps
(部品扱いなので、こんな形で送られてきます)


発注から到着の電話がかかってくるまでは1週間だった(震災前の話なので、現在今後は取り寄せ可能かどうかも含めて不明)。

28mm ユニットのレンズキャップのお値段は1枚 525円


でした。安くはないけれど、純正部品として取り寄せた割にはリーズナブルと言える。これなら入手困難な非純正品を探しまくって高いのを買う必要もないでしょう。

ちなみに、部品取り寄せ扱いになるので、注文後はキャンセル不可となります@ヨドバシカメラ。その点はご注意を。

GXR A12 28mm Lens Cap & 50mm Lens Cap
(28mm ユニット用キャップと 50mm ユニット用キャップ比較)


2個取り寄せたので、1個はレンズキャップを紛失した 28mm ユニットに付け、もう1個は 50mm ユニットのレンズキャップを交換。

先にも書いたように、50mm ユニットは外付けのレンズフードを付けるわけでもないので、外つまみ式のレンズキャップでも使い勝手が悪いわけではないのだけれども、内つまみに慣れてる、内つまみで統一したい、という人には 525円で満足できるのでオススメしたい。

といっても、ホント別に使い勝手が良くなるわけじゃないので、単なる自己満足?でしかないけどね(>_<)

GXR A12 50mm with Original Lens Cap
オリジナルの外つまみ式キャップを付けた 50mm ユニット

GXR A12 50mm with Lens Cap for 28mm
28mm ユニット用キャップを付けた 50mm ユニット


唯一、50mm ユニットに 28mm ユニット用キャップを付ける利点といえば、両方同じキャップになるので、付け替え差し替えするような時には、同じキャップを使えるので「このユニットはこのキャップで…」という、ほんの少しの手間が省けることくらい。

本当にほんの少しのメリットだけど、EF レンズを全部 77mm 口径のレンズで揃えていたりすると、使い回しが効くのは事実なので、ないよりある方が良い程度のメリットは存在する。ホント、大したことじゃないけどね。

そんなわけで、ヨドバシカメラでリコー GXR 用 A12 28mm ユニットのレンズキャップを取り寄せた話をまとめると、

  • オプションとしてカタログにないものなので、部品取り寄せ扱いになる(キャンセル不可)

  • 注文から1週間程度で届いた(震災前)

  • レンズキャップの値段は1枚 525円

  • メリットは 28mm / 50mm ユニットのレンズキャップが同一に揃う程度
    (+内つまみに慣れてる人は気持ち的に良いかもしれない)


といったところだ。お店によっては異なる点があるかもしれない。

GXR A12 28mm & 50mm with Lens Cap for 28mm


今回の震災における写真、特に海外通信社・新聞社の写真を見ていると、本来写真の持つ性質と力を、まざまざと感じさせられる(国内マスコミは提供する写真に大きな制約を設けているので、海外とは比較にならない)。

そういった写真を見ていると、自分が写真を撮ることの意味や意義を改めて感じずにはいられない。突き詰めてしまうと、撮ってる意味がなくなってしまうので、そこまで思わないようにはしているが…なかなか写真を撮るテンションが起きない昨今である。

ともあれ、今回の震災の影響は長期に及ぶわけで、身近だった阪神大震災の時以上に、自分のでき得る限りの助力をしたいと考えています。