今年も残すところ、あと1週間を切りました。ということで、毎年末恒例の「今年のお買い物ベスト」を順次発表したいと思います。

今年は昨年発覚した病気治療のため、仕事量が激減した割に手術・その後治療・検査・山ほどの薬代…と出費が続く状況だったので、正直なかなか思うようなお買い物ができませんでしたが、買ったものをリストアップしていくと、何かとアップル製品だけは色々買うハメになった1年だったようで…(^^;)

なので、不本意ながら?今年の「お買い物ベスト」にはアップル製品が溢れてます。なんというか、甘んじて「アップル信者乙」という揶揄を受けざるをえない内容になってしまっていますが、仕方ありません。

とは言っても、PC / IT ガジェット絡みでは

客観的に見ても今年は Apple の当たり年


だったと思いますし、良くも悪くも話題的に他を圧倒していたようにも思いますので、仕方ないかなーと。買ってませんが、新型 MacBook Air も大絶賛されまくってますしね…

ま、盛者必衰の理のある世界ですから、「Apple のピークって 2010年頃だったね」と言われないように頑張ってもらいたいものですが、どうなりますやら(少々過剰評価のきらいもあるので、どこかで評価反転みたいなことにならなきゃ良いですけどねぇ)。



さて、毎年書いていますが、

この「今年のお買い物ベスト」は、製品に対する評価ではありません


ので、お間違いなきよう。

もちろん、製品に対する評価も重要なポイントですが、あくまで

その製品を買って良かったかどうか
どれだけ買った分の元を取れたか


での評価となります。いくら良い製品でも、買ってあまり使ってなかったら評価は低くなります。

一応、去年同様に「お買い物評価点数」と「製品評価点数」を並べて付けていますが、あまり意味はないかもしれません。

また、書籍、BD/DVD の類も除外しています。そのあたりを含めると、話がややこしくなるので…(但し、ソフトウェア類は含んで考えています)。

いずれにせよ、

今年の自分の買い物に対する反省と評価の場


でもあります。チラ裏的な話ですけど、元々チラ裏ブログですからね :-D

では、まずは10位から6位までを…



第10位 アップル Apple TV(第2世代)


お買い物評価:65点 (製品評価:55点)



2ヶ月ほど前に日本でも発表発売され、すぐに購入したものの少し放置プレイしていた Apple TV。以前のレビュー記事でも書いたように、正直日本国内向けとしては色々不満があります。

FrontRow の時と同様の糞リモコンとローカライズのダメさ加減は、決して使い良いとは言えません。別にブラウジングができるわけでもなく、あくまで Apple 製品の周辺機器、iPhone / iPad 用周辺機器なところもあって、誰にでも薦められるものではありません。

しかし私の場合、LAN 用メディアサーバーとして Mac mini が存在し、ビデオ・音楽共有用 iTunes を起動しっぱなしにできるという環境があり(自分でエンコードしたものも含めてライブラリがある)、iPhone / iPad を持ってます。そんな

Apple 経済圏に身を委ねてる人向けの Apple TV


がマッチする環境にあります。だからこそ、まずまず「買って良かったかな…」と思えます。以前の記事にも書きましたが、今の Apple TV は信者向けですからね。

あとは、色々な不満はあるものの

この値段なら…と思える激安価格




iOS ベースだから将来改善される余地に期待


しての、このスコア。9位以上とは差があるものの、何とか今年のお買い物ベスト10入りです。

少なくとも、これが倍の値段だったらボロクソ書いてるでしょうし、値段は安いとは言え、製品そのものには決して合格点を与えられる内容ではないと思っています(文句なしに賛辞してるのを見ると、脳味噌お花畑な信者乙!と言いたくなります)。

とはいえ、Apple TV を活かせる環境にあれば、サクっと買ってみて、リビングなどのテレビに付けておくのは悪くありません。アクトビラのようなサービスとはまた違った良さがあると思います。8千円台だから言えることですけど。

とりあえず、Youtube その他のローカライズをきちんとしてくれることと、iPhone / iPad 上の Safari から AirPlay でTV出力してのブラウジングには、早急に対応して欲しいものです。そうなれば、製品評価も、お買い物評価も+20点になるでしょう。

正直、ベスト10をベスト9にして、これを次点扱いにするか悩んだのですが、将来性に期待して10位にしときました。

新 Apple TV 発売から3週間・ひとまず雑感



第9位 アップル iPad Wi-Fi 16GB


お買い物評価:77点 (製品評価:88点)



今年の「お買い物ベスト」を考える時に、iPad の順位はかなり悩みました。4位くらいに置いたり、6〜7位にしたり…色々悩んで9位。

細かな不満はあっても製品としてのデキは高く評価してますし、初物としては完成度は異様に高いもので、猿真似の Android タブレットがいくら出ても(サイズ感は別にして)全く色褪せないし、何より

全く新しい世界を切り開いたし、自分にとっても
久々に新しいものが来た!と感動するアイテム


だったのは言うまでもありません。

そういう意味では、もっと高く評価しても良いのですが、お買い物評価としては

使ってはいるけれど、自分にとって使いどころは限られている分
8位以上の製品と比べると使用頻度が少ないので9位


という結果になりました。

ま、今でも毎日のように使っている MacBook Air が去年の「お買い物ベスト」で9位で、それ以上の順位だったもので使ってないものがあるような状況ですから、順位はあくまで現時点でのお買い物評価にすぎません。

何よりも今年を振り返ってみれば、

iPad が国内で発売されて、まだ半年強という驚き


があります。この半年ですっかりタブレットという存在が広く浸透しているわけで、iPad というモノの衝撃の大きさ、広さを改めて感じられます。

そういう意味では、お買い物評価は自分で付けていてもやや低めだと思うけれど、iPad に対する評価はずっと高いものだったりします。客観的な製品評価なら、今年自分が買ったものでは一番だったかもしれません。

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第8位 Instapaper


お買い物評価:80点 (製品評価:85点→ウェブサービス95点、アプリ75点)

Instapaper-iPhoneApp
iPhone版 Instapaper


基本的には無料のウェブサービスですが、有料のアプリを購入したので、一応「お買い物」に含めて、今年のベスト入りとしました。

Instapaper は Read It Later と並ぶ「あとで読む」系の有名サービスで、ウェブブラウザ版以外に iPhone / iPad アプリが存在します(アプリは無料版と有料版がある)。他に PDF 出力や Kindle 用 mobi ファイル出力の機能もあります。

Instapaper と Read It Later では、多デバイス対応を始めとする機能の充実ぶりと iPhone / iPad アプリで読むのに軽いテキストベースに変換できる機能があるため、元々 Instapaper の方が有名だと思いますが、個人的にはずっと Read It Later を使っていました(Read It Later Pro アプリも購入していた)。

少し前まで Instapaper でなく Read It Later を使っていた理由は「iPhone / iPad アプリ内にウェブの表示スタイルそのままキャッシュしたい」という考えがあったからで、それは今もあまり変わってないのですが、iPod touch の頃と違い、電波がある限りは繋がる iPhone に変えて久しいので、その点にこだわることもさほどないかな…と。

加えて、乗り換えるキッカケになったのは Kindle 3 の購入。Read It Later はウェブブラウズと iPhone / iPad アプリのみですが、Instapaper は Unread を含めたフォルダ毎の Kindle 用 mobi ファイル出力の機能があります。

実際に Kindle 3 で Instapaper の未読を mobi 出力し、転送して読む…なんてことは皆無なのですが、それをキッカケに Instapaper を本格的に使ってみたら、Read It Later よりも便利じゃん、ということになって全面的に乗り換えました。

具体的に Read It Later から乗り換えたポイントは

  • 複数のフォルダ分けが可能

  • iPhone アプリで読む時にテキスト抽出は、やはりサクサク読めて便利なことは多い

  • Kindle 用 mobi 出力や各種電子書籍向け ePub 出力、PDF 出力、HTML ダウンロードなど、幅広い機器に対応している


という点でした。もちろん、

  • iPhone / iPad アプリでは登録記事のアーカイブと直接削除のどちらかしかできない(設定で切り替え式)

  • ウェブサイトのテキスト抽出は昔使ってみた時よりは随分進化しているが、まだ完全ではない

  • iPhone / iPad アプリではウェブブラウザアクセスと同じ記事一覧だけ更新するモードも欲しい

  • iPad では Read It Later のようなウェブサイト・フルキャッシュの方が良いかも…


などという細かな不満点はありますが、Instapaper 初期に触った時の印象が強かったせいか、

意外と食わず嫌いだったかな…


という反省をしてます。もっとも、Read It Later は使い方も動作もシンプルという良さがあるのですけどね。

とりあえず、今年使い始めたサービスでは日々一番利用している&購入した有料アプリでも一番利用しているという点で、「お買い物ベスト」入りです。

Instapaper-Web
ブラウザ版 Instapaper




第6位 Minot iWood4 (iWood for iPhone 4)


お買い物評価:81点 (製品評価:90点)

iWood4_02


お次は、同列で第6位が2製品です。まずは iWood 4、iPhone 用の木製ケース iWood の iPhone 4版。

8月頭に予約開始、8月末から発送開始ということで、予約開始と同時に申し込んだにも関わらず、色々と製造上の問題があって手元に到着したのは11月。待たされすぎました。

途中でキャンセルしようかと、本当に迷いましたが、実際に手元に届いてみると

やっぱり iWood はええわー、3ヶ月待たされてもええわー


と改めて実感。iPhone 3GS の時も OSIR カーボンファイバーケースとともに愛用していましたが、iPhone 4 でも愛用しまくりです。

というか、

iPhone 4 購入以来、愛用できるケースがなかった問題が解決!


ですね。今のところ OSIR は iPhone 4 用のカーボンケースを出してないですしね(まぁエアロメーカーの OSIR が iPhone ケースを出したことが驚きでしたけど)。

木のケースは汗ばむ夏場も良いのですが、特に冬場は木の温かみが何とも心地良いので絶大にお薦めだったりします。なにせ

iPhone 4 は薄いケースか裸で使うべき
と思ってる私も iWood だけは別


ですし、また充電する時に毎回、分離するケース下部を外して充電しないといけないという面倒くささがあるのですが、超面倒臭がりの私がその面倒さを我慢できるくらい iWood には魅力があります。

値段は $95 +送料 $15 と結構はりますが、そこらの数千円のケースをいくつも彷徨うくらいなら変わりません。注文してから到着まで時間はかかりますが、自分の好きな木の種類を選び、刻印を入れられ、1つ1つハンドメイドで削り出ししてくれてることを思えば、納得もできます。

とはいえ、今回は先方のトラブルであまりに待たされすぎたので、その点が減点対象ですね。

iWood4_07


最近、木製ケースも増えてきて、中には安いのもあるようです。他の木製ケースを2つほど見たことありますが、半額弱で売ってるヤツはもちろん、2〜3千円違う程度のヤツも iWood と比べると全然作り込みが違ってました。ボタンの部分の処理とか全然違うんですよね…(別の木でボタン部分をハメ込むとダサいことこの上ないとかね)

お金や納期の問題はあるにしても、木製ケースを買うなら iWood 一択だなぁ…と改めて思った次第。iPhone 5 に乗り換えたとしても、また iWood は注文するだろうと、改めて実感した iWood 4 でした。

iWood 再び。iWood 4 - iWood for iPhone 4 ようやく到着→装着

iWood4_14




第6位 アップル Magic Trackpad


お買い物評価:81点 (製品評価:95点)



「また、アップル製品かよ、どんだけ好きやねん…」と呆れられそうですが、もう一つの第6位は Apple Magic Trackpad。7月末に発表され、半月も経たないうちに入手したわけですが、

メインのポインティングデバイスになったのは、割と最近


だったりします。それまでは以前の簡易レビュー記事でも書いたように、マウスと併用もしくはサブ機用という感じでした。

実際、今でも細かいレタッチや動作の正確性を求める時にはマウスを使うのですが、普段使いはもう Magic Trackpad だけになり、メインが Magic TrackPad、サブがマウスになりました。ずっとサブだったのがメインに昇格したのは

右手が腱鞘炎気味になって辛かったをキッカケに乗り換え


ました。別に Magic Trackpad だとマウスより手に良いかどうかは判りませんが、ずっとマウスで操作している時よりは、右手、肘への負担は明らかに減ったように思います。

それに加えて機能面でも、普段から Apple ノートのトラックパッドを使ってると、Magic TrackPad は絶大に便利なんですよね。2本指、3本指でのジェスチャー機能には慣れていますから、同じ動作をデスクトップで使えるのはすこぶる楽です。

もちろん、細かな不満はありますが(タップでクリック機能を有効にしていると、ちょっと触ってしまっただけで誤クリックがあるのは難点)、質感は非常に良く、簡単に動かないようにもなっていて

ミドルクラスのマウスと同じ 6,800円とは思えない造り


です。この内容でこの値段は安い、と思わせる最近の Apple らしい製品の一つだと思います。

ぶっちゃけ、Mac が初期の頃の、Apple Mouse が1万円くらいしていた(キーボードが2万くらいしていた)頃のマウスを別にして

昨今アップルが出すポインティングデバイスは糞ばっかりだったけれど
Magic Trackpad だけは違う


と言えます。Magic Mause とか使ってる人の気がしれないけれど、Magic Trackpad は本当に良い製品。

iMac や Mac Pro には未だ Magic Mouse が標準添付みたいだけれども、糞マウス標準添付なんか止めて、とっとと Magic TrackPad 標準添付にすべきだと思う。ホント、トラックパッドが人を選ぶとしても、ここ何代かのアップル純正マウスは酷過ぎた。

いずれにせよ、Magic Trackpad は値段も高くはないし、質感も機能も良く、何より毎日ガッツリ使うようになったということで、お買い物ベスト入り。以前のように、サブデバイス扱い、サブ機用だったら、いくらモノが良くても圏外でしたけどね。腱鞘炎気味で辛かった右手も少し楽になりましたしね…

Apple Magic Trackpad 雑感



ということで、まずは10位から6位までを紹介しました。アップル製品多めなのは、先にも書いたとおり仕方ないかなーと。選んでいて自分でも嫌になりましたし、この先にもありますし(>_<)

アップル製品とか他のジャンルの製品も買ってるんですけど、今ひとつベストに入れようという感じじゃないものが多すぎて、どうしようもありませんでしたね…

ということで、続く :-)