既に1週間前に発表会が行われた docomo の 2010〜2011 冬春モデル。docomo は自分のメインキャリアだから最も興味を感じるべきなのではあるが、

au とソフトバンクの出がらし


なのは分かりきっていたので、さほど強い関心は持てず、おまけに北海道へ旅に出ていたから「ふーん、なるほどねー、噂通りだねー」で終わってしまった。

が、私自身もガラケーを Android 端末に変えるタイミングを計らねばならないので、一応整理しておくかということで、自分用メモ記事。



とりあえず気になるのは、au 発表会の時の記事にも書いた、東芝 IS04 の docomo 版である「REGZA Phone T-01C」。

おサイフケータイにワンセグ、赤外線通信などのガラケー仕様はもちろん、スマートフォンで防水仕様を謳ってるのは魅力的。ATOK 標準搭載というのも良いし(他の端末でも別途購入できるにしても)、4インチ液晶も良い。HSUPA にもきちんと対応していて、OS バージョンは 2.1 だけど、2.2 へのアップデートは予告されてる。

発表は IS04 の方が早かったが、発売は docomo からの T-01C の方が早いということになってるのが面白い。年末年始に発売で、2年縛り&購入サポート利用で、一括3万円台前半を予定。値段もまずまずだ。

機能的には(OS バージョンを除けば)ほぼ全部入りだし、動作速度的にも現状の試用記事などを見る限り、今回発表の4機種の中では軽々に動く方のようだから、現状買うのに不満はない。長く使ってきた P905i から乗り換えても不満はないと思える。

ただ、やっぱり

Android は進化が速くて買い時が難しい


というのと、今すぐガラケーから買い換えても、

おサイフケータイのサービスが対応していないものがある


のがネックになる。

前者については、国内キャリアの端末が「Android 2.1 だけど、2.2 へのアップデートも来春に…」とか言ってる間に、もう間もなく 2.3 がリリースされようとしている。来春、国内 Android 端末が 2.2 に対応する頃には、3.0 もリリースされることだろう。

必ずしも最新版が必要ではないけれど、国内メーカー、キャリアはようやく Android 端末を本格的に出し始めたばかりで、まだ最新の状況に追従できていないわけで、それは時間が経てば追いついてくるだろうと思う。それだけの技術力はあるメーカーばかりなのだし。

そういうことを思うと

国内メーカー・キャリアが Android に十分対応できてからで良いかなぁ…


と思うし、おサイフケータイの各種サービスのスマートフォン端末対応もまだ対応途中だしね。

特にガラケーで一番使用している IC カードサービスであるモバイル Suica の対応が来春ということを考えれば、ガラケーからの乗り換えは

モバイル Suica がキチンと対応できてから
=来年の夏秋モデルで良いかなぁ…


と思い始めている。それもこれも主力スマートフォンは当面 iPhone だと思っているし、iPhone を持ってるからなんだけど。

それでも、この冬春モデルでガラケーから Android スマートフォンに乗り換えるとしたら、やはりこの「REGZA Phone T-01C」かな。IS04 の時も思ったけれど、東芝は(スペック上は)最初からよさげなものを出してきた。

FeliCa・防水のAndroid端末「REGZA Phone T-01C」
FeliCaとワンセグを搭載、防水機能も備えたAndroidスマートフォン―「REGZA Phone T-01C」
Android4機種をチェック:動画で見るドコモ スマートフォン―軽快に動くモデルはどれ?


T-01C 以外に今回ドコモから発表されたスマートフォンは、シャープの 3D 液晶搭載 SH-03C、ガラケー仕様のない海外端末の L-04C の2つの Android 端末に、BlackBerry Curve 9300。

シャープの SH-03C は、先にソフトバンクから発表された「GALAPAGOS 003SH」の docomo 版。ソフトバンク発表会の時の記事でも書いたように、興味なし。というか、シャープの 3D 推しは辟易だ。無駄な機能イラネである。ケータイ、スマートフォンに1,000%要らない。

3D液晶搭載、FeliCa対応のAndroid端末「LYNX 3D SH-03C」
おサイフケータイにも対応、3D液晶搭載のAndroid端末「LYNX 3D SH-03C」


LG 製の Android 端末 L-04C はガラケー仕様がないので、ガラケーから乗り換えすること、おサイフケータイやワンセグなどのガラケー仕様が欲しい私には無縁だが、2年縛り&購入サポート利用で一括1万円台後半という低価格は魅力だ。

もっとも、Android OS バージョンは最初から 2.2 だし、キーボード付きが魅力だけど、液晶解像度がハーフ VGA (320×480pixels) とか廉価版仕様があちこちに顔を出しているので、2年縛りではちょっとキツいかな。IS01 みたいに、本体0円(とまではいかなくても激安)、月額維持8円なんてことになれば、ちょっと面白いけど、ドコモではそれもあるまい。

シンプル操作のAndroid端末「Optimus chat L-04C」
Android 2.2搭載、使いやすいQWERTYキーとメニューを用意―「Optimus chat L-04C」


ドコモらしいのは、ちゃんと BlackBerry も新機種を出してきたこと。といっても、9700 と機能同じでカメラが落ちるだけの機種で、ここで BlackBerry touch 9800 でも出せば、おおっ!?となったのに…まぁ、9800 は来春に発表するのかな。

小型で音楽用ボタンを装備「BlackBerry Curve 9300」
軽量・コンパクト化を果たしてさらに低価格に―「BlackBerry Curve 9300」


スマートフォン対応に関しては Evernote プリセットというのも面白い。au の Skype に対抗して、docomo の Evernote という感じだが、インパクトは Skype よりは弱いかな。ま、その au も正式サービス内容の発表で Skype の良いところを微妙な具合にしてしまった気がするが。

個人的には Evernote は最小限しか使ってないので(他サービスで間に合ってる)、どうでも良かったり。1年間プレミアムサービスが無料といっても、Evernote にとっては販促だし、3千円そこそこのことだからねぇ。au Skype みたいに自社網に統合しました、とはインパクトが違う。

それでも既存プレミアムサービスユーザーには、自動的に1年のサービス追加になるというようなところは抜かりなくて良いね。

ドコモのスマートフォン新機種に「Evernote」プリセット - ケータイ Watch


スマートフォンとは違うが、シャープの電子書籍端末 GALAPAGOS の 3G 版もドコモから発売。ま、これは「やっぱり 3G 版は出たんだねー」で終わりだ。

5.5インチ液晶搭載、電子書籍端末「ブックリーダー SH-07C」


あとはガラケーも結構バリエーション広く出しているのは、さすがドコモというところか。それよりも

個人開発者のアプリも参加可能なドコモマーケット開設は
時代の流れを感じる


ね。ドコモもここまでやるようになった、というべきか、ここまでやらざるを得なくなった、というべきか。ま、後者だわな。やるなら5年遅かったという気はする。ドコモポイントが使えるというのは意外だったけど。

ドコモ、12月よりiモード向け「ドコモマーケット」
iモード向け「ドコモマーケット」開始―アプリ、音楽、電子書籍を配信


そして最後に、個人的には大注目していた LTE サービスの Xi だが、

高速データ通信サービスとは思えない糞料金体系と制限


で、論外。2年縛りとか期間限定割安料金というのは、ドコモのいつものパターンだからスルーするとしても

  • 定額といっても、毎月の転送量が 5GB を超えると 2GB 毎に課金で青天井料金

  • FOMA と同じく、直近3日間のパケット通信量が300万パケット(約366MB)以上で帯域制限

  • 例によって ISP は別料金


という制約は、はぁ?という感じだ。

確かに月額 5GB はモバイルではなかなか使わないと思うが、WiMAX 利用者の用に「自宅でも使う、モバイルも自宅も全て賄う」使い方なら突破するのは当然といってもいいくらいだ。

おまけに3日間で 366MB を越すと帯域制限なんて、高速データー通信サービスならあっちゃいけない制限だ。Windows や MacOS X の OS アップデートでそれくらい行くことはおかしくないし、Youtube の高画質映像を何本か見たら突破する。アホか、というくらいの制限だ。

(もっとも、その制限の遥か低レベルにいるのがソフトバンクだが、未来のサービスを糞キャリアと比較しても無意味だ)

確かに、FOMA データー通信にあったポート制限(利用アプリケーション制限)がなくなった上、

LTE が使えないエリアでは FOMA が使えるというドコモならではの利点


はあるけれど、そのために FOMA データー通信の制約まで持ち込んでは、なんのための LTE なんだろうと思う。

WiMAX の次はコレだとは思っていたが、

こんな制約があるうちは要らね


という感じだ。いくらエリアが狭いとは言え、UQ WiMAX の方が安心して使えて安い

もちろん、エリア最重要な人は乗り換えるのを検討すべきだろうが、FOMA データー通信での2年縛りがある人はなかなかコストがかかることになるし、大変だわな…

というか、

最初から料金体系がややこしいんだよっ!


と言いたくなる。近年のイー・モバイルもそうだけど、料金体系をややこしくして利用者(利用者予備軍)を煙に巻いたら、安く見えると思ってるんだろうか?

いずれにせよ、LTE サービス「Xi」も Android 端末同様、もう少し待ちだな、という感じだ。LTE のエリアがひろがければ妙な制限も少なくなって、料金ももう少しハッキリしてくるだろう。一応は WiMAX というライバルもいるからね。

ドコモ、日本初のLTEサービスを12月24日にスタート―下り最大75Mbps
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当面は4935円+525円/月:ドコモのLTEサービス「Xi」、WiMAXやDC-HSDPAと比べてお得?
下り最大75Mbps「Xi」対応のUSBデータ通信端末「L-02C」 - ケータイ Watch
LTEサービス「Xi」対応のExpress Card端末「F-06C」 - ケータイ Watch


データー通信といえば、あまり目立たないけれど、Huawei製の新しいモバイルWi-Fiルーターが発表になっている。「ポータブルWi-Fi」の半額程度らしいので、とっつきやすい価格にはなりそうだ。

ま、トータルコストとしては、端末本体よりデーター通信の月額料金の方が遥かに大きいので、端末本体が安いからといって、そうそう需要が伸びるかといったらどうかな?とは思うけれど。

国際ローミング対応の小型Wi-Fiルーター「HW-01C」 - ケータイ Watch


とまぁ、自分用メモとして1時間ほどでまとめてみた。

自分のメインキャリアということで、ガラケー仕様 の Android 端末やら、LTE サービス開始やらに興味はあったけれど、

とりあえず、どれももう少し待ちだな


という感じだ。特に LTE サービス「Xi」は当分お預けになりそうだ。

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