iWood for iPhone4 の話 の後でなんですが、先日書いた「380円の iPhone4 用ケース(バンパーもどきなど)」の続きをば。

今回も、ラジオショック@梅田に入荷した中国製の格安 380円ケースの紹介です。別にラジオショックの宣伝をしてるわけでもなく、たとえ宣伝したところで私には何の得にもならないわけですが、なかなか悪くないので、追加で紹介。

前回はクリアケースとバンパーもどきケースを紹介して、バンパーもどきケースが純正バンパーより使い勝手が良くてオススメと書きましたが、今回は iPhone4 ユーザーの友人らが気に入って使ってるケースなど、3点を紹介したいと思います。

iPhone380yenCase3-6
380円の割には良い感じのメタルケース

iPhone380yenCase4-5
メッシュタイプの 380円メタルケース

iPhone480yenCase1-8
バンパーもどきに半透明の背面部分がついた 480円ケース


今回はこの3点ですが、どれも悪くなく、380円ないし480円という安物ケースの割には使えます。特に最初の赤のメタルケースは2人が、最後の背面が半透明のケースは1人が愛用中です。ぶっちゃけ、これらで十分という人も多いと思いますし、私も裸じゃなくケースに入れる時は、前回紹介のバンパーもどきや、これらを使ってます。

380〜480円ということもあって、いくつかのタイプ、色を買って、気分次第で付け替えることができますしね(と書いてる私の基本は裸ですけど…)

ということで、以下それぞれのケースの特徴を細かく紹介します。


◯ 普通だけど意外と良い色合いのメタルケース



iPhone380yenCase3-1


何の変哲もない普通のメタルケース。380円という安さ以外、何も取り柄がないといえばないのですが、何色かあるなかで、この赤が意外と良い色合いで、友人が2人愛用中です。私も良いと思ってるのですが、友人3人が購入して、2人(♂♀1人ずつ)が愛用中で、カブリすぎるので断念しました(笑)

この写真は友人の iPhone4 を電球光源下で撮ったために、少し色合いが変ですが、実際にはワインレッドで、派手すぎず渋すぎず、ちょうど良い色合いなのです。中国製安物なのに、色が絶妙。だから男性でも女性でも使える。

iPhone380yenCase3-7


これは私だけの評価ではなく、愛用中の2人も含めて他の人も同じように思っているので、概ね間違いないでしょう。もちろん、好みの差はありますが、赤系が好きな人には勧めやすい色です。他の色は黒や白、そして半分紫な感じの青がありましたが、この色がダントツですね。

前回も書いたように、私自身は赤系が好きなものの、ガンバファンとして本当は青を買って(本体のブラックと合わせて)青黒と行きたかったのですが、かなり紫が強い青だったので買うのは止めました…

iPhone380yenCase3-2


色合い以外にこのケースは、普通のシリコンケースや前回紹介したバンパーもどきに比べると断然薄いということがあります。ただ、極薄ケースではないので、3G/3GS 用の OSIR カーボンケースや Incipio Ultra Feather Case のような薄さを求める向きには満足できないと思いますので、薄さを重視する人には向きません。

また、前回おすすめした純正バンパーもどきケースで欠点だったボリュームボタン周りも

iPhone380yenCase3-3


上記のようにマナースイッチとともに大きく開いているので、ボリュームボタンが操作しにくいということもありません。

同じように上部(イヤホンジャック、スリープスイッチ)や下部(ドックコネクタ周り)も大きく開いています。純正ドックのように裸じゃないと受け付けないような製品以外は、ほとんど対応できるタイプだと思います。

iPhone380yenCase3-4

iPhone380yenCase3-5


手触りはツルツルではないものの、シリコンケースのように滑り止めになるわけではないので、人によっては、やや滑りやすいと感じるかもしれない点は、注意が必要です。個人的な印象としては、裸で使っているのと大差ないかな?という感じですね。

材質が材質なので、はめ込みと取り外しはシリコン系や TPU 系のように簡単ではありませんが、プラケースよりはマシです。内側は何の保護もありませんが、サイズはピッタリで、3つほど iPhone4 にはめ込んだのを見ましたが、個体差でユルユル・キツキツみたいなのはないようです。

ということで、色合いも意外と良く、シリコンケースやバンパー系のように無闇に厚ぼったくもならず、操作性も良い、そして 380円。気に入る人が出るのも当然の格安ケース。

唯一、難点を上げるとすれば、背面の林檎マークが隠れることくらいですかね。量販店で売ってるケースだと、ロゴが出るように穴が開いているのもありますしね。

ま、隠れる方が良いという人もいますし、どうしても林檎マークが欲しいなら、iPhone に同梱のシールを貼るという手も。ワインレッドなので、白のシールは意外と映えますしね(汚れるけど)。



◯ メッシュタイプ・メタルケース



iPhone380yenCase4-1


前面から見た感じはごく普通ですが、

iPhone380yenCase4-6


背面および横面は全てメッシュになっているケースです。

ラジオショックでは何色かありましたが、こちらも白黒や他に持ってる赤系統を選んでも仕方ないので、とりあえず青を選んでみました。が、写真では完全な青に見えるものの、これも少し紫っぽさが入ってます。この写真で見るくらい完全な青だったら良かったんですが…

基本的には前項で紹介したメタルケースのメッシュ版という感じです。薄さも同程度、構造もほぼ同じ。違うのはボリュームボタン周りが

iPhone380yenCase4-4


という形状になっていて、マナースイッチと一緒に開口が大きな前項のメタルケースとは異なっています。

ただ、前回紹介のバンパーもどきと異なってケース自体に厚みがありませんし、アップ・ダウンボタン両方が独立した穴ではなく共通の穴になっているので、ボリュームボタンが押しにくいことは全くありません

その他、イヤホンジャックやスリープスイッチ周り、ドックコネクタに関しては、前項のメタルケース同様に開口が広いので、ケースの中でも問題になりにくいものでしょう。

iPhone380yenCase4-2


友人がみな、前項紹介のケースを買って気に入っているので、私は仕方なく?こちらを選んでみたという感じです。夏なのでメッシュデザインも悪くないかな?と。大して気に入ってるわけではありませんけど、気分次第でチョイスしてます。



◯ シースルー背面カバー付きバンパーもどきケース



iPhone480yenCase1-2


上の写真で判るように、パッと見は前回紹介したバンパーもどきケースと変わりません。表面を正面から見ると

iPhone480yenCase1-1
今回紹介のケース

iPhone380yenCase2b-1
前回紹介のバンパーもどきケース


という感じで、表面の雰囲気は同じですが、裏が全く異なります。

iPhone480yenCase1-7


バンパーもどきケースでは純正バンパーケースと同じく、裏側は完全にスルーな状態で、周囲のバンパー部分の厚みがあるので少し奥まった形になってるものの、本体の裏面が剥き出しではありましたが、このケースは裏面に半透明のシースルーカバーが付いています。

この背面部に半透明カバーがあること以外は、ほぼ前回記事で紹介した“バンパーもどき”のケースと変わりません。

iPhone480yenCase1-5
上部・イヤホンジャック、スリープスイッチ部分

iPhone480yenCase1-6
底部・ドックコネクタ周り

iPhone480yenCase1-3
ボリュームボタン、マナースイッチ周り


ということで、バンパーもどきケースと同様に、ケースの厚みや形状から、全てのイヤホンやドックコネクタ接続機器が使えるとは言えないものの、純正バンパーよりはずっと対応が広いと言えます。

反面、ボリュームボタンへのアクセスは難しいとまでは言わないまでも、少々やりづらいのもバンパーもどきケースと同じです。

iPhone480yenCase1-8


バンパー部分がシリコンですので、厚みは増すものの滑りやすさは軽減されます。なので、

バンパータイプだと裏面に傷が入るが怖いけど
裏の林檎マークが見えなくなるのも嫌という人にピッタリ


だと言えます。これを常用してる友人もいます。

まぁ私なんかは

iPhone4 の裏面保護は、保護シールでいいんじゃね?


と思ったりしてますが…iPhone4 の場合、裏面も表面と同じガラス材を使っているわけですしね。

とかいう私も、表面に保護シールを貼ってない(絶対貼らない派)のに裏面だけ貼ってるので、変な話ですけどね…

というわけで、前回、今回と、ラジオショック@梅田に入荷した格安 iPhone4 ケースから何種類かを紹介してみました(他にもあります)。

思った以上に使える、リーズナブルに感じるケースが多かったので紹介してみましたが、東京ならともかく地方だと、こういう格安ケースを簡単に手に入れるのは難しいかもしれません。でもまぁ、中途半端な値段の今イチケースでなくても、色々と探せばあるということで…

380円の iPhone4 用ケース(バンパーもどきなど)