一昨日 Apple から「Digital Camera Raw Compatibility Update 3.0」がリリースされて、よ〜〜〜やく Panasonic の RAW、DMC-G1 / GH1 / LX3(および Leica D-LUX 4)の RAW が MacOS X および iPhone '09, Aperture 3 でサポートされた。

DMC-G1 や LX3 発売からは1年以上が経ち、「Apple はパナソニックの RAW をサポートする気ないんだな…」と思わせるに十分な期間だった。だから、今ごろサポート開始したのにビックリだ。Aperture のメジャーバージョンアップに合わせたのだろうけれど、なんだかなぁ…である。

ついでに言えば、PowerShot S90 やキヤノンの sRAW, mRAW も今回ようやくサポートされた。ホントにもう「私が使ってる RAW だけピンポイントでサポートしないのかよ!」という感じだったから、心の底からよ〜〜やくかよ、である。

前回のアップデート時には同時期発売の Powershot G11 や EOS 7D、さらには発売前の 1D Mark IV までサポートしながら S90 だけスルーだったのには、ガッカリよりむしろ驚いたくらいだ。

もっとも、普段 DMC-G1 の RAW 現像は Adobe Bridge / Photoshop CS4 の Caemra RAW を使っているし、iPhoto は使っているものの RAW 現像後の JPEG ファイルしか読み込ませていないので、特に不都合はなかった。

けれど、こういう RAW サポートの悪さ・遅さがあるから、興味がなくもない Aperture が安くなったところで、やっぱり買う気がしないんだよね。DMC-G1 / GH1 をサポートしておきながら GF1 は対応してないという不思議さもあるし。

ともあれ、それでも OS レベルでサポートしてくれれば、RAW ファイルを Quick Look でサクっと確認したり、プレビューで開いて簡易現像もできるので、便利なことは便利である。

というわけで、なんとなく

MacOS X のネイティブ・サポートも出たことだし
DMC-G1 の RAW 現像をちょっと比較してみるかな…


という感じで、少し自分でやってみた。現像に使ったアプリは

  • カメラ内現像(JPEG 撮って出し)

  • Adobe Camera RAW

  • Apple iPhoto '09(MacOS X 内部処理と同等)

  • SILKYPIX Developer Studio 3.0SE(一応純正の添付アプリ)


の4種類。

もっとも、やり始めてすぐに気がついたのだけど、なんというか、比較するのだからとデフォルトで RAW 現像処理してみたわけだが、

RAW で撮って現像するのに、デフォルト現像しても意味なくね?


という気が大いにするわけで…(^_^;)

きちんと調整入れてこその RAW 撮影、現像処理でしょ、というのは当然あるし、デフォルト現像で単純比較してもあまり意味はないと思えるが、かといって調整入れまくったら比較も糞もないというか、そこまで暇なことしてられっか、と。

そんなわけで、今回の記事もまたやっつけで、写真も現像時の自動補正のかかり具合がよく判るようなテスト用写真ではなく、Mac の HDD 内にあった RAW ファイルから適当に選んだ11枚。一応シチュエーションは色々で、なるべく白飛び気味とかコントラストの強いものを選んではみたけれどね…

こういうのをきちんと比較するのは、私もいつも見ている某カメラ比較ブログに任せるべきですな。ちゃらんぽらんな適当性格な私は、あくまで適当なことしかできませんが、なんとなく自分で比較したかったので。



さて、前置きがまた長くなりましたが、以下の各写真とも、

カメラ内現像(JPEG 撮って出し)
Adobe Camera RAW で現像
iPhoto '09 で現像
SILKYPIX 3.0SE(純正扱い)で現像

の順で掲載しています。設定はそれぞれのアプリでの初期設定のまま現像しています。

各写真はリンク先(はてなフォトライフ)にある「オリジナルサイズを表示」をクリックすると、現像後のオリジナルサイズファイルが開けます。

なお、同じ写真で RAW 現像したものでありながら EXIF 情報を見ると撮影時間が微妙にズレてますが、これは「はてなフォトライフ」が同一撮影日時の写真を複数アップロードできないという、頭がおかしいとしか思えない糞仕様のため、わざと EXIF 情報を書き換えてます。念のため。


(1)とこなめ招き猫通り

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(2)常滑やきもの散歩道にて その1

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(3)常滑やきもの散歩道にて その2

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(4)常滑やきもの散歩道にて その3

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(5)常滑やきもの散歩道にて その4

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(6)鉄人28号@神戸・長田 その1

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(7)鉄人28号@神戸・長田 その2

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(8)十三大橋から梅田スカイビル遠景

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(9)雪かぶる茅葺き屋根@美山町 その1

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(10)雪かぶる茅葺き屋根@美山町 その2

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(11)美山町かやぶきの里 遠景

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ブログ埋込みの小さなサイズだと、ほとんど違いが判らないと思いますが、実際にはそれなりに(多少ですが)色傾向や白飛び傾向の違い、色収差が出やすいもの出にくいものがあります。

もっとも、RAW は自分で色々調整していくものですから、こういう比較で色傾向とか飛び具合を見たところで、さほど意味はないですけど、なんとなくデフォルトの傾向を掴んでおくのは、それはそれで悪くないようにも思ったりしてます。

ちなみに、私の RAW 現像処理は、キヤノン系は全て純正 Digital Photo Professional です。RAW 現像ソフトでは極めて軽快に処理できるソフトで、過去に何度も賞賛している愛用のソフトです。機能的に足りない部分は TIFF 渡しで Photoshop CS4 へ、という流れ。

ちなみにキヤノン機はもちろん、それ以外のメーカーで撮影した写真も JPEG のみ、または RAW + JPEG で撮った場合は、全て DPP で写真の取捨選択、セレクト処理を行います。ビューワー、セレクターとして使えるくらい軽快ですからね。

キヤノン以外の RAW ファイルは全て Adobe Camera RAW。Bridge で ACR 処理して、必要に応じて CS4 へ…という流れ。

ACR が対応してない場合を除いて、メーカー純正ソフトを使うことは稀ですね。シグマは長らく ACR が対応してくれなかったので Sigma Photo Pro を使っていましたが、鈍重さはなかなか苦痛でしたし、よく落ちました。

DMX-G1 的には付属してきた SILKYPIX の機種限定版(not 機能限定版)が純正扱いなのですが、SILKYPIX は機能や画質的には好きなのですが、私にとって常用するには耐えられない鈍重さなので、SILKYPIX の色が欲しい時以外は使ってません。

まぁ過去には重くても Nikon Capture みたいに頑張って使っていたソフトも有ったり、他には OLYMPUS Master みたいな語ると口が腐りそうなソフトもありましたが…

そういやオリンパスはこの春からは OLYMPUS Master 添付を止めるようで。次のソフトはどんなソフトか判りませんが、いずれにせよ OLYMPUS Master の出来は酷いとかそういうレベルじゃなかったですからねぇ…

というわけで、今回の記事も適当にgdgdになりつつ、このへんで。