海外発表から1週間が経って、オリンパスのマイクロフォーサーズ機第2弾 E-P2 と、マイクロフォーサーズ用新レンズ2本の開発発表が今日あった。国内向けにはシルバーボディが追加されたこと以外、既に海外発表されてるものと変わらない。
PEN E-P2 パンケーキキット ブラック E-P2PKIT-BLK
既に予約開始の E-P2。今回追加されたブラックモデルは、そこそこ売れそう。
オリンパスのパンケーキレンズは糞だが、見た目だとコレになる…
なぜ国内だけ1週間遅らせたのか?なんていう疑問はありますが、オリンパスの不可思議行動をいちいち気にしていても仕方ないので、僅か4ヶ月で新型機を発表された前モデル E-P1 との差異と言えば…
というもの。並べてみると個数は一見多いように見えるが、基本的には
である。それで新型、上位モデルとして売るわけだ。
鳴り物入りで登場した E-P1 は併売されるとはいえ、機能的に+αでしかない機種が、そう大きな価格差がない状態でリリースされたわけだから、発売から4ヶ月で事実上の旧モデル扱い。メーカーがどう言おうと、ユーザーとしては複雑な心境だろう。
まぁフツー、有り得ないやり口なのは間違いない。E-P1 でコンパクトデジカメからレンズ交換式カメラに入ってきた人がオリンパスのやり方を見て、レンズ交換式の世界でもボディが数ヶ月や半年でコロコロ後継機が出ると思われたりしたら心外だよね。
とはいえ、この
だったのは E-P1 発売前から明らかだったこと。そのことは私の以前の記事「E-P1を速攻予約したので、実機も速攻触りに行ってみた(前編)」で書いたように、オリンパスプラザ大阪でのセミナー初回において
と言い切ったように、
わけで、こうなることは当然判っていた。だから、別に E-P1 を買ったユーザーとして E-P2 をこの時期に発表されたことに何の文句もないし、クレームを言うつもりもない。ただまぁ、判っていて買ったとはいえ、なんだかなぁ〜ではありますな。
おまけに、E-P2 で実現した機能のうち、ファームウェア・アップデートで実現できそうにないのは、専用インターフェースが必要な外付け EVF くらいのものではないかと思えるにも関わらず、
なんてことを言ってるわけで、まぁどうなるやらですな。
E-P1 → E-P2 のやり方を見たり、先日の AF-C を改善と言いつつもサッパリ役立たずのままのファームウェア・アップデートを見る限り、あってもアートフィルターくらいは追加してお茶を濁されて終わりかも…なんて思ったり。
PEN E-P2 レンズキット シルバー E-P2LKIT-SLV
E-P2 のシルバーモデルは E-P1 と違ってグリップ部がブラウンになった。
カラーリングとしては黒だった E-P1 より良さげ。
いずれにしても、E-P1 ユーザーとしてオリンパスの今後(のフォロー)に期待できるかと言えば、期待できそうにないと思ったので、E-P2 の海外発表期日が確定した情報があったと同時に E-P1 は売却しました。
売れているものの、中古にも結構タマが出ている E-P1 ですので、意外と中古は買いたたかれます。まだリリースして4ヶ月なんですけどね。私が売った時は E-P2 発表前でしたし、相場より若干高く買ってもらえることができましたけど、元を取れたかどうかは微妙。
売却値段は購入金額からすると6割くらいですかね。まぁ勉強料込みですな。買う時に凄く迷って、特にオリンパスの姿勢には疑問を感じまくって、それでも買ってしまった。その勉強料。オリンパスというメーカーを使ってみた勉強料。
ただ、ちゃんと言っておきたいですけど
です。これは誤解されたくないので、念のため。本気でそう思ってます。
パナと違って手ブレ補正が内蔵されているのは、スナップでサクサク使うのには良いし、オリンパスのレンズが小さくできることにも貢献している。Panasonic GF1 はストロボが内蔵されているけれど、それよりも手ブレ補正を内蔵したオリンパスを評価している。
また、パナソニックの質感のなさに比べれば、デザインに賛否両論はあっても E-P1/2 の方がカメラを持った時の感触は断然良い。
そして、画質も良い。パナに比べたら高感度の処理も1段くらい良いし、何より高感度に限らず撮って出し JPEG の画質は素晴らしく見栄えがする画像で、その点は今回残したマイクロフォーサーズ初号機 DMC-G1 よりも1枚も2枚も上だと思っている。
じゃあ、なんで DMC-G1 じゃなく E-P1 を売ってしまったかと言えば、
とか、その他色々ですな。まぁひと言で言えば、
という思いに至ったわけで。
カメラとしての質感とかそういった部分は、確かにオリンパスの方がある。カメラメーカーだな、と思うし、逆に言えばパナソニックは家電メーカー、コンパクトデジカメの延長なカメラだと思う。
でも、“カメラじゃなくデジタルカメラとしての部分”では、使っていてパナの方が信頼できるんだよね。具体的な数値とかそういうものじゃなく。絵作りについては好みもあるだろうし、正直オリンパスの方が良いと思うけど、
だったし
だったから、サイズその他を無視して DMC-G1 を残した。というか、マイクロフォーサーズは始まったばかりで、今後次々と新製品が出る。その中で
になっているから、E-P1 が残る余地はなかった。だから、あくまでこれは私の利用スタイルの問題であって、E-P1 が DMC-G1 に全て劣ってるわけでもないし、ダメなわけでもない。
ただ、駄目と思えるのは、オリンパスそのもの。昔から「フォーサーズなんか潰れて、オリンパスはレンズメーカーになってくれれば良いのに〜」と広言してきたけれど、改めてそう思うね。だいたい、
メーカーと
メーカーと、どっちが信用できるか、どちらと今後も付き合って行こうかと思えるかは、当然のことだろうと思う。
フォーサーズの優秀なレンズ群を使いたければオリンパス・ボディを使うしかないが、マイクロフォーサーズでは違うし、今後は余程のことがない限り、オリンパスのカメラを買うことはないだろうと思う。
しかし、ボディ性能やサポートがどうであれ、レンズだけは素晴らしいのがオリンパス。今回発表されたマイクロフォーサーズ用新レンズ2本も、なかなか良い。特に
のは、マイクロフォーサーズを良く判ってるなぁ、と思う。フォーサーズとの差別化を明確にして行こうということもあるのだろうけど。
パナの場合は手ブレ補正がレンズ側という難点があるにせよ、オリンパス・レンズの小ささは魅力である。色々言い訳したところで、
と言っても良いのだから、小ささ軽さは他のフォーマット・システム以上に重要なこと。
なので、今回発表された2本のレンズ、特に 9-18mm F4-5.6 のサイズには驚きを禁じ得ない。標準ズームとしても画期的に小さな 14-42mm と比べて変わらないサイズ。
パナソニックの LUMIX G VARIO 7-14mm F4 の時も、超広角なのに極めて小さく軽いサイズに驚いたし、だから購入もしたけれど、オリンパスの 9-18mm の小ささもメチャクチャ魅力的。
9-18mm の正式なスペックは発表されていないが、全長約 50mm とリリースにはある。パナソニック 7-14mm が 83.1mm だから長さは3分の2以下。素晴らしい!重さもだいぶ軽そうだ。それを考えると
なんて思うくらいだ(本気でね)。
手ブレ補正が内蔵されているレンズではないけれど、パナの 7-14mm も手ブレ補正内蔵じゃないから、使う分にはイーブンな条件。
広角の 1mm はすごーーーく大きいから 7-14mm の代わりには絶対ならないけど(35mm 換算で 14mm と 18mm では全然画角が違う)、7-14mm F4 は前玉が突き出ていて扱いには慎重にならざるを得ないし、
だから、7-14mm を持っていても 9-18mm は買っちゃう可能性が高い。で、きっと 7-14mm は使われなくなりそうな悪寒…
14-150mm は別に要らないかな。レンズ交換時の埃をほとんど気にしなくて良いマイクロフォーサーズで、無理にデカい1本レンズを着ける必要は感じないしね。
Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH
画質も安定、値段も安定。9-18mm があっても換算 14mm の魅力は捨て難い。
とまぁ、こんなところで E-P2 発表に合わせて、私が E-P1 を売却した理由も書いた。他にもう1つ理由はあるが、それはプライベートすぎる話でここに書くようなことじゃないし、それについてはキッカケになっただけで、主たる理由は上記に書いた通り。
何度も書くけど E-P1 はそこそこ良いカメラだった。決して悪いカメラではなかった。ただ
と思うけどね。まぁ売れてるんだから下げる必要もないだろうけど、その点は今でも納得はしてないし、性能対価格比を考えると評価できないな、と思う。
だからといって、プレミア感なんて全くありはしないカメラでもあるから、何故売れてるのか、発表日に予約して発売日に買った私も、全く理由が判らない。ま、もうどうでも良いけどね。
GRX はともかくソニーも何やらあるようだし、そろそろパナも GF1 でお茶を濁してないでガツーンとまた G1 の衝撃ほどに良いカメラを出して欲しいものだ。噂が点いたり消えたりしている富士フィルムでも良いんだけど(笑)
■ 「オリンパス・ペンE-P2」が国内で正式発表
■ オリンパス、マイクロフォーサーズレンズ2本を開発発表
■ オリンパス ニュースリリース:「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠の超広角ズームレンズと高倍率ズームレンズの開発について
■ 高精細EVF対応の“デジタルPen”上位機種「E-P2」
PEN E-P2 パンケーキキット ブラック E-P2PKIT-BLK
既に予約開始の E-P2。今回追加されたブラックモデルは、そこそこ売れそう。
オリンパスのパンケーキレンズは糞だが、見た目だとコレになる…
なぜ国内だけ1週間遅らせたのか?なんていう疑問はありますが、オリンパスの不可思議行動をいちいち気にしていても仕方ないので、僅か4ヶ月で新型機を発表された前モデル E-P1 との差異と言えば…
- 外付けEVFが付けられるようになった(アクセサリーポートの追加)。
- 仕上り設定に「i-FINISH」が追加された。
- アートフィルターが2種類追加された。
- 「動体追尾AF」機能が追加された。
- 動画撮影時にマニュアル露出が可能になった。
- HDMI端子が「HDMIコントロール」機能に対応した。
というもの。並べてみると個数は一見多いように見えるが、基本的には
E-P1 に外付け EVF を付けられるようにしただけ
である。それで新型、上位モデルとして売るわけだ。
鳴り物入りで登場した E-P1 は併売されるとはいえ、機能的に+αでしかない機種が、そう大きな価格差がない状態でリリースされたわけだから、発売から4ヶ月で事実上の旧モデル扱い。メーカーがどう言おうと、ユーザーとしては複雑な心境だろう。
まぁフツー、有り得ないやり口なのは間違いない。E-P1 でコンパクトデジカメからレンズ交換式カメラに入ってきた人がオリンパスのやり方を見て、レンズ交換式の世界でもボディが数ヶ月や半年でコロコロ後継機が出ると思われたりしたら心外だよね。
とはいえ、この
すぐに後継機を出すというのはオリンパスの既定路線
だったのは E-P1 発売前から明らかだったこと。そのことは私の以前の記事「E-P1を速攻予約したので、実機も速攻触りに行ってみた(前編)」で書いたように、オリンパスプラザ大阪でのセミナー初回において
セミナー出席者:「じゃあ、本命はまた別にあるわけですね」
オリンパス講師「そうですね。これはまず PEN 記念モデルということで出しています」
と言い切ったように、
E-P1 は完成度が低いのを承知で PEN 記念モデルとして出した
わけで、こうなることは当然判っていた。だから、別に E-P1 を買ったユーザーとして E-P2 をこの時期に発表されたことに何の文句もないし、クレームを言うつもりもない。ただまぁ、判っていて買ったとはいえ、なんだかなぁ〜ではありますな。
おまけに、E-P2 で実現した機能のうち、ファームウェア・アップデートで実現できそうにないのは、専用インターフェースが必要な外付け EVF くらいのものではないかと思えるにも関わらず、
なお、E-P1にファームウェアアップデートでE-P2の新機能を追加するかについては、技術的な部分と市場の反応を見ながら検討していきたいとしている。
なんてことを言ってるわけで、まぁどうなるやらですな。
E-P1 → E-P2 のやり方を見たり、先日の AF-C を改善と言いつつもサッパリ役立たずのままのファームウェア・アップデートを見る限り、あってもアートフィルターくらいは追加してお茶を濁されて終わりかも…なんて思ったり。
PEN E-P2 レンズキット シルバー E-P2LKIT-SLV
E-P2 のシルバーモデルは E-P1 と違ってグリップ部がブラウンになった。
カラーリングとしては黒だった E-P1 より良さげ。
いずれにしても、E-P1 ユーザーとしてオリンパスの今後(のフォロー)に期待できるかと言えば、期待できそうにないと思ったので、E-P2 の海外発表期日が確定した情報があったと同時に E-P1 は売却しました。
売れているものの、中古にも結構タマが出ている E-P1 ですので、意外と中古は買いたたかれます。まだリリースして4ヶ月なんですけどね。私が売った時は E-P2 発表前でしたし、相場より若干高く買ってもらえることができましたけど、元を取れたかどうかは微妙。
売却値段は購入金額からすると6割くらいですかね。まぁ勉強料込みですな。買う時に凄く迷って、特にオリンパスの姿勢には疑問を感じまくって、それでも買ってしまった。その勉強料。オリンパスというメーカーを使ってみた勉強料。
ただ、ちゃんと言っておきたいですけど
E-P1 は使い方を間違えなければ、良いカメラ
です。これは誤解されたくないので、念のため。本気でそう思ってます。
パナと違って手ブレ補正が内蔵されているのは、スナップでサクサク使うのには良いし、オリンパスのレンズが小さくできることにも貢献している。Panasonic GF1 はストロボが内蔵されているけれど、それよりも手ブレ補正を内蔵したオリンパスを評価している。
また、パナソニックの質感のなさに比べれば、デザインに賛否両論はあっても E-P1/2 の方がカメラを持った時の感触は断然良い。
そして、画質も良い。パナに比べたら高感度の処理も1段くらい良いし、何より高感度に限らず撮って出し JPEG の画質は素晴らしく見栄えがする画像で、その点は今回残したマイクロフォーサーズ初号機 DMC-G1 よりも1枚も2枚も上だと思っている。
じゃあ、なんで DMC-G1 じゃなく E-P1 を売ってしまったかと言えば、
- AF は速くないし、撮影状況が悪くなると G1 より早くお手上げになる上、AF-C はファームウェア・アップデートをしても飾りでしかない。
- 望遠ズームを使うのに E-P1 じゃ、ホールド的に使い物にならない。
- E-P1 とペアで使う 17mm F2.8 が糞レンズだった。
- E-P1 があると、いつまで経ってもオリンパスの標準ズームが欲しくなって仕方がない(パナの標準ズームがあるけど、よりコンパクトだから…)
- 撮って出し JPEG で十分画質がよいのに、色収差補正されないのが結構辛い。
- 外付けファインダーは内蔵よりスペースを取るので使わない。ファインダーはあった方が良いが、内蔵すべき。
- 添付の RAW 現像ソフトの糞さ加減に驚いた。
- カメラのファームウェア・アップデートが糞ソフトを使わないとできない糞さ加減に怒りを覚えた。
とか、その他色々ですな。まぁひと言で言えば、
マイクロフォーサーズを使うなら、
信頼感も将来性もオリンパスよりパナソニックじゃないかな…
信頼感も将来性もオリンパスよりパナソニックじゃないかな…
という思いに至ったわけで。
カメラとしての質感とかそういった部分は、確かにオリンパスの方がある。カメラメーカーだな、と思うし、逆に言えばパナソニックは家電メーカー、コンパクトデジカメの延長なカメラだと思う。
でも、“カメラじゃなくデジタルカメラとしての部分”では、使っていてパナの方が信頼できるんだよね。具体的な数値とかそういうものじゃなく。絵作りについては好みもあるだろうし、正直オリンパスの方が良いと思うけど、
撮ってる時に気持ちよく撮れるのは E-P1 より DMC-G1
だったし
E-P1 より多くの状況に対応できるのは DMC-G1
だったから、サイズその他を無視して DMC-G1 を残した。というか、マイクロフォーサーズは始まったばかりで、今後次々と新製品が出る。その中で
自分の中でマイクロフォーサーズの基準とするのは
E-P1 ではなく DMC-G1
E-P1 ではなく DMC-G1
になっているから、E-P1 が残る余地はなかった。だから、あくまでこれは私の利用スタイルの問題であって、E-P1 が DMC-G1 に全て劣ってるわけでもないし、ダメなわけでもない。
ただ、駄目と思えるのは、オリンパスそのもの。昔から「フォーサーズなんか潰れて、オリンパスはレンズメーカーになってくれれば良いのに〜」と広言してきたけれど、改めてそう思うね。だいたい、
ロクに改善されてないファームウェア・アップデートを出し
その後すぐに新型機を発表しては、旧来機のアップデートは未定と言う
その後すぐに新型機を発表しては、旧来機のアップデートは未定と言う
メーカーと
発売から1年も経っているのに
実に効果のあるアップデートをリリースする
実に効果のあるアップデートをリリースする
メーカーと、どっちが信用できるか、どちらと今後も付き合って行こうかと思えるかは、当然のことだろうと思う。
フォーサーズの優秀なレンズ群を使いたければオリンパス・ボディを使うしかないが、マイクロフォーサーズでは違うし、今後は余程のことがない限り、オリンパスのカメラを買うことはないだろうと思う。
しかし、ボディ性能やサポートがどうであれ、レンズだけは素晴らしいのがオリンパス。今回発表されたマイクロフォーサーズ用新レンズ2本も、なかなか良い。特に
徹底して小型化している
のは、マイクロフォーサーズを良く判ってるなぁ、と思う。フォーサーズとの差別化を明確にして行こうということもあるのだろうけど。
パナの場合は手ブレ補正がレンズ側という難点があるにせよ、オリンパス・レンズの小ささは魅力である。色々言い訳したところで、
マイクロフォーサーズの利点は小型軽量に尽きる
と言っても良いのだから、小ささ軽さは他のフォーマット・システム以上に重要なこと。
なので、今回発表された2本のレンズ、特に 9-18mm F4-5.6 のサイズには驚きを禁じ得ない。標準ズームとしても画期的に小さな 14-42mm と比べて変わらないサイズ。
パナソニックの LUMIX G VARIO 7-14mm F4 の時も、超広角なのに極めて小さく軽いサイズに驚いたし、だから購入もしたけれど、オリンパスの 9-18mm の小ささもメチャクチャ魅力的。
9-18mm の正式なスペックは発表されていないが、全長約 50mm とリリースにはある。パナソニック 7-14mm が 83.1mm だから長さは3分の2以下。素晴らしい!重さもだいぶ軽そうだ。それを考えると
パナの 7-14mm 持ってるけど、オリの 9-18mm も買っちゃうかも…
なんて思うくらいだ(本気でね)。
手ブレ補正が内蔵されているレンズではないけれど、パナの 7-14mm も手ブレ補正内蔵じゃないから、使う分にはイーブンな条件。
広角の 1mm はすごーーーく大きいから 7-14mm の代わりには絶対ならないけど(35mm 換算で 14mm と 18mm では全然画角が違う)、7-14mm F4 は前玉が突き出ていて扱いには慎重にならざるを得ないし、
9-18mm はフィルタが使える(52mm径)のも魅力
だから、7-14mm を持っていても 9-18mm は買っちゃう可能性が高い。で、きっと 7-14mm は使われなくなりそうな悪寒…
14-150mm は別に要らないかな。レンズ交換時の埃をほとんど気にしなくて良いマイクロフォーサーズで、無理にデカい1本レンズを着ける必要は感じないしね。
Panasonic LUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPH
画質も安定、値段も安定。9-18mm があっても換算 14mm の魅力は捨て難い。
とまぁ、こんなところで E-P2 発表に合わせて、私が E-P1 を売却した理由も書いた。他にもう1つ理由はあるが、それはプライベートすぎる話でここに書くようなことじゃないし、それについてはキッカケになっただけで、主たる理由は上記に書いた通り。
何度も書くけど E-P1 はそこそこ良いカメラだった。決して悪いカメラではなかった。ただ
E-P1 も E-P2 も価格設定は無駄に高い
と思うけどね。まぁ売れてるんだから下げる必要もないだろうけど、その点は今でも納得はしてないし、性能対価格比を考えると評価できないな、と思う。
だからといって、プレミア感なんて全くありはしないカメラでもあるから、何故売れてるのか、発表日に予約して発売日に買った私も、全く理由が判らない。ま、もうどうでも良いけどね。
GRX はともかくソニーも何やらあるようだし、そろそろパナも GF1 でお茶を濁してないでガツーンとまた G1 の衝撃ほどに良いカメラを出して欲しいものだ。噂が点いたり消えたりしている富士フィルムでも良いんだけど(笑)
■ 「オリンパス・ペンE-P2」が国内で正式発表
■ オリンパス、マイクロフォーサーズレンズ2本を開発発表
■ オリンパス ニュースリリース:「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠の超広角ズームレンズと高倍率ズームレンズの開発について
■ 高精細EVF対応の“デジタルPen”上位機種「E-P2」