今日は噂の Nikon D3S が発表になって、私も興味津々。さすがに噂のうち、秒14コマなどという無茶ブリな噂はなかったものの、常用感度 12,800、拡張感度 102,400 という超々高感度への対応と、誰もが望んでいたセンサークリーニングなど最近のニコン新機種に搭載されてる機能への追従など、手堅いマイナーチェンジ。

D3 自体が未だに随一の高感度性能と AF性能を有しているのだから、そう大きな進化は必要としてないとはいえ、サンプルを見ると ISO 6400 の画質は俄然良くなっていて、これはホント使えると感じさせられ羨ましい。そして、ISO 1600 あたりまでのノイズ感のなさも更に進んでいるようで素晴らしい。

もっとも D3S の ISO 12800 サンプルを見てると、自分が実写した EOS 7D の ISO 6400 とあまり大きな差はないと感じるので(さらに D3S のサンプルは 100万以上のレンズ、俺のは20万円台の安レンズ)、そういう意味では EOS 7D の高感度は APS-C なのに頑張ってるなぁ…とも思ったり(中感度以下のノイズ感は全然違うけど)。

いずれにせよ、やっぱり D3 系列は魅力あるカメラ。ニコンに出戻るなら D3(S) に限ると思ってるし、余るほど金があれば欲しいと思うカメラではある。

が、今朝海外のサイトを見ていたら 1D MarkIV が来週発表という噂が流れていて、ちょっと慌てた私。「7D を使ってると、早く Mark IV が出てくれ〜と思う」と書いたし、実際そう思うけれど、万が一年内発売とかになると、さすがに 7D を勝ったばかりだから財政的に難しい。

まぁ本当に Mark IV が発表されたら、予約してからやりくりを考えてみるけど(笑)。1D4 は最優先事項だから、売れるものを全部売っても買うつもりだ(それでも年内さらに50万は…厳しいなぁ)。

昨日のサッカーに続いて、今日は朝から近所でアメフト観戦。写真を撮る目的もあるが、母校ギャングスターズの応援もある。
(iPhone 3GS)


さて3連休の最終日は、前日のサッカーに引き続き、朝から近所へアメフトを見に行ってました。もちろん、撮影もしたのですが、撮影半分、母校応援半分。

サッカーのように愛?があるほどではないものの、アメフトも結構好きなスポーツなので、観戦するのは秋のシーズンをたまに程度でも、関西学生アメフトの結果や甲子園ボウルやライスボウルのテレビ中継くらいは見ている。

で、今期の関西学生アメフトの結果を見ていると、母校がなんと入れ替え戦の危機に。母校愛なんてものがあるわけではないけれど、かつて学生アメフトの日大・関学独占時代を打破し、何度も日本一に輝いた時代に在校していた人間としては、最近の低迷は止むを得ないところがあるとはいえ、2部落ちってのは哀しすぎる。

私大が本気でアメフトに力を入れ始めて以降は、正直また日本一に返り咲くのは難しいとは思ってるし(受験の壁は如何ともし難い…)、時代の流れには逆らいようがないのかも知れないが、それでもねぇ…というわけで、朝から見に行って、何の役にも立たないけど応援しにいった次第。

20091012122852
EOS 7D + EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM
380mm (608mm), 1/1250s, F5.6, ISO250, -0.3EV
(リンク先のオリジナルファイルは、撮って出し JPEG ファイルそのまま)


でもって、話を戻すと、当然撮影もした。前日の天皇杯サッカーを撮った時には、1D MarkIII と 7D を交互に使って撮り比べみたいなことをしていたが、この日は EOS 7D のみ。レンズも前日同様 EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM のみ。

陽射しが雲に遮られがちだった前日と違い、この日はドピーカンで暑いくらいだった。その分シャッター速度も稼げるし、快調に撮影でき…るはずだったが、撮影後のポストビューで確認すると、どうもピントが怪しい。そして帰宅後に確認してみると

前日まで高確率でジャスピンだったのが
一晩だったら同じボディ&レンズでピント外しまくり… orz


「な〜〜〜ぜ〜〜〜だ〜〜〜〜〜」と叫びたくなるくらい、前日までのジャスピン率が嘘のようなピンぼけ様。どうやら少し後ピンになってる。前日までは何の問題もなかったのに…

現場で少し撮影してから背面液晶で見て怪しい感じがしたので、ISO感度を上げ気味で少し絞って撮影したけど(7D の場合は画質的に低感度にこだわる意味もない)、当然ほとんど効果はなかった。等倍で見なきゃ誤摩化せるくらいなものもあるけど、前日まで問題なかっただけに合点がいかない。

前日のサッカーとの撮影条件の違いがあるとすれば、陽炎がたつほど暑かった&陽射しが強かったことと、前日はほぼ順光撮影だったのが、この日は斜光(一時やや半逆光気味)だったこと。あとはユニフォームくらいか…

いずれにせよ、結果は結果。かなり凹まざるを得なかったし、何故こうなったのか原因を突き詰めないと、どうしようもない。午後の撮影では人工光源&高感度必須な照度と全く条件が異なっていたけど(次記事に書く予定)、特に後ピン傾向はなかっただけに、ちょっと困りものである。

AF の癖が少なくなった気はするけど
把握しなきゃならない挙動・癖はまだまだありそう


ということですな。まぁ当然のことですが EOS 7D に限らず、そしてキヤノンに限らず、どんな機種でも AF-C 周りの挙動・癖を掴まないと、スポーツ撮りみたいなシーンでは使い切れないですわな。

と思っていても、ちょっと凹んだなぁ。

20091012132104
EOS 7D + EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM
100mm (160mm), 1/640s, F9, ISO200, -0.3EV
(リンク先のオリジナルファイルは、撮って出し JPEG ファイルそのまま)


ところで、その日の午前中の撮影で気になったのは、撮って出し JPEG の白飛び。同志社大学のユニフォームが白で、おまけに真っ昼間のドピーカンな太陽光線と言うことで陰影が強く、どうしても肩口などユニフォームの一部が飛び気味だった。

キヤノンの場合、撮って出し JPEG のラチチュードは意図的に一定の範囲に収めているようで(悪い言い方をすれば狭めてる)、機種に関係なく APS-C だとほぼ一定値といってもよく、EOS 7D も例外ではないようだ。

ちなみに、撮って出し JPEG よりラチチュードが広い RAW で撮れば救える範囲の飛びなので、

画質を気にするなら RAW で撮れば良いとは思うけど
7D は RAW にすると連続撮影枚数が激減するし、ファイルサイズもデカいし
だから、もうちょっと JPEG のラチチュードを広げてよ


と言いたくなったのは事実だ。だって、RAW だと白飛び限界の向上は半段どころじゃないし、だったら、撮って出し JPEG も、もう 1/3段か 1/2段くらいは広げてくれてもねぇ…

そのあたりのキヤノンの言い分は何度か記事を見た気がするけど、そろそろ、そういった面も直していってもらいたいものだ。

それ以外は特に JPEG で撮ってても不満はないので(低感度でのノイズ云々は高感度耐性とのバーターと思えば仕方ないと思ってる)、過去スポーツ撮りでもできるだけ RAW を併用してきた私だが、今回 EOS 7D ではスポーツ撮りに関しては JPEG 中心で撮ることにしてる。

そう割り切ると CF への負担も軽くなる。1,800万画素の EOS 7D で1日 2,000枚シャッターを切っても、JPEG なら 10GB 程度。8GB が2枚あればいい。Extreme Pro でなく IV でも十分問題なく連射できる。

これが RAW を使うとなると、バッファ解放速度を考えて Extreme Pro がどうしても欲しくなるし、また CF も 32GB で足りるかなぁ…となってくる。それはさすがに、懐にきついので割り切ることにしたし、

RAW 派の私も、撮って出し JPEG で良いか、と思える


画質かなぁ、と思う。良い悪いではなく、RAW との色々なバランスの上で。やってみると判るのだけど、今回の EOS 7D で撮った画像、特に高感度においては

RAW 現像で撮って出し JPEG と同じレベルにするのは意外と面倒


だったりする。できなくはないけど、高感度における撮って出し JPEG のノイズリダクションと解像感のバランスは、なかなかに良い。1,800万画素の重い RAW ファイルを開いて時間をかける手間と比べると、個人的には割に合わないかなぁ…という感じになりつつある。

とはいえ、それはスポーツ撮りの話で、別の被写体では RAW / M-RAW で撮ることは多くあると思う。また、高感度条件での話は、また次回に。

twitter 投稿時の写真貼り込みに Flickr が使えなかった時の写真10月12日その1
(iPhone 3GS)


そんなわけで EOS 7D で RAW を使わず JPEG only で撮るようになると、やっぱり気になるのが先にも書いた白飛び。EOS Digital の撮って出し JPEG のラチチュードの問題とは別に

7D って適正露出で撮ると、ちょっと明るくね?


と思ったりするわけで、飛ぶのを避けるために、つい -0.3EV デフォルトにしてしまうのだが、絞り優先AE やらシャッター速度優先AE はそれで良いとして、困るのがマニュアル露出時。

ISO オートモードができてから、マニュアル露出でシャッター速度と絞りを固定して明るさの変化は ISO 感度の自動変更で吸収する、という使い方をしている人は、スポーツ撮りをしている人とかでは少なくないと思うのだが(この撮影方法は極めて便利だしね)、ここに露出補正の意図も含めたらなぁ…と思うのだ。

マニュアル露出でシャッター速度と絞りを固定して ISO 感度自動にすると、カメラの思う適正露出に合わせて ISO 感度が設定されるのだけど、そこを -0.3EV にできればなぁ…と。そういうことが可能なカメラもありそうだが(TAv やハイパーマニュアルのある PENTAX ならできるのかな?)。

まぁ EOS 7D の場合、それ以前に

ISO 感度自動設定の上限が 3200 固定って舐めてんの?


ということはあるけどね。意味不明すぎる。1600 にしたい時や 4000 にしたい時や 6400 にしたい時もあれば、下限を 400 にしたい時もあるだろうに。

こういうところを見ると、まだまだ細かいところは“出し惜しみ”してるなぁ、と感じる。無意味な制約があるのはホント納得できないし、イラッとする。そういうところは、ニコンはストレスが少なくて良いよねぇ…なんて思う。

20091012113813
EOS 7D + EF 100-400mm F4.5-5.6L IS USM
375mm (600mm), 1/1250s, F5.6, -0.3EV
(リンク先のオリジナルファイルは、傾き補正→50%縮小加工済みのもの)


さて、試合の方は 3-10 で負け。撮影しながら母校の応援もしていたのだけど、前半終了間際にディフェンス陣が油断したところを 80ヤードも一気に走られてのタッチダウンが最後まで効いた。

タッチダウンまで4ヤードの地点からファーストダウンでタッチダウンできなかったり、残り15ヤードまで攻め込んでおきながらファンブルで相手にリカバリーされたり…

勝てない試合ではなかったが、正直これでは2部落ちもありえるなぁ…と思ったのも事実。正直、むかし在校していた頃には勝って当たり前だった相手に負ける姿を目の当たりにするのは、意外とこたえたわ。

1勝3敗で、このあとは立命、関学、神戸。キツい…よなぁ。