色々噂されていた EOS 7D のスペックに関して8月下旬に確定的な噂が流れ、APS-C 1,800万画素と聞いて興味を失った人は私だけではあるまい。え?今さら D300 の後追い!?という気持ちだった。

風景撮りのセンスが皆無だと自覚し、何より自分の撮りたい対象が明確になった私にとって、別に廉価版フルサイズはどうしても欲しいわけじゃないし、切望していたわけでもない。が、20万円を切るフルサイズ機が登場するなら、そのうち買おうかな?くらいには思っていた。

5D MarkII は触った瞬間に自分の欲するカメラじゃないと思って興味を失ったが、5D を長く使っていたからフルサイズの良さも十分理解しているし、正直なところ今更 APS-C なんて…という気持ちはあった。ましてや、1,800画素。相変わらずキヤノンはスペックばかり…という落胆があった。

そんなわけで EOS 7D が発表されても当初は完全スルーだった。発表日の頃は北海道をドライブしまくっていたし、その後もバタバタしていたので、特に情報を集めることもなければ、キヤノンの梅田ショールームに実機を触りに行こうなんてことも思ってなかった。Kiss や二桁機と同じように「自分には関係ないカメラ」的な思いでいた。

ところが少し経って、所用のついでがてら梅田のキヤノン・ショールームで実機に触ってみた瞬間、

これは今までのキヤノン機とは明らかに違うわ…


と思えるものだった。手にした時の、ファインダーを覗いた時の、シャッターを切った時の感覚が違った。

今までのキヤノンには 1D系とそれ以外では色々な面で大きな差があった。1D MarkIII を購入して、それを様々な点で痛感したからこそ、キヤノンでは 1D系以外には興味がなくなってしまったし、5D MarkII にも“1D系とは明らかすぎる違い”を感じて萎えた。

ところが EOS 7D は過去の二桁機はもちろん、5D MarkII ともその点が雲泥の差で、1D系に近い感覚だなぁ〜と思わせるものだった。

実機を手にするまでは「売るために一桁型番を付けやがって…」などと思っていたが、

手にして、ファインダーを覗いて、シャッターを切って
一桁の型番を付けたことを(完全ではないが)それなりに納得した


偉そうに言ってしまうが、正直そう感じた。

それから今まで興味のなかった EOS 7D の情報を漁るようになった。今月号のカメラ雑誌も軒並み、DMC-GF1 と EOS 7D の特集だ(話は逸れるが、老舗カメラ雑誌でも GF1 の扱いが DMC-G1 の時よりずっと良くなってるのを見ると、如何にマイクロフォーサーズが認められたかを感じることができる)。

ただ、興味はかなり出てきたものの、自分で買うか?と言われると悩ましいところがある。自分が二桁機を使っていたなら一も二もなく予約していただろうが、メイン機は 1D MarkIII である。

デジタル技術に依存する部分や新機能は 7D に譲っても、そしていくら 7D が過去の二桁機に比べて雲泥の差でも、機械としての信頼感その他は最上級機としての 1D を越えてるわけじゃない(値段も違うから当然だけどね)。それに、1D系以外のキヤノンを信用できるかと言えば、まだ疑ってしまう。

特にキヤノンの場合(キヤノンだけじゃないけど)、サポートに対して 1D系 とそれ以外では大きく違う部分がある。実機を手にして凄く良いと感じた瞬間に気になったのは、「レリーズの調整をしてもらえるかどうか?」ということ。

過去、レリーズの調整は 1D系のみしかしてくれない。けれど、性根を入れ替えて EOS 7D を APS-C ハイエンドとしてリリースするのなら、7D でもレリーズ調整をしてくれても良いのでは?そう思ってキヤノンに問い合わせた(梅田のショールームでは当時判らないと言われた)。

しばらくして受け取った返答は、

「EOS 7D については、シャッターレリーズの調整サービスは予定していません」


というものだった(この件は後日イベントの際に問い合わせても同じで、もう決定事項のようだった)。

やっぱり 1D系とそれ以外では越えられない線引きがなされているんだな…と感じた。別にそれを責めるつもりはないが残念だったし、これで一度は EOS 7D への興味をかなり失った。

というのも、自分の MarkIII はレリーズをかなり浅くしている。半押しまではオリジナルの半分程度、半押しから全押しに至っては3分の1程度になってる。だから 7D のレリーズは少々深い。半押しまでは慣れられそうだと思ったが、半押しから全押しの深さはちょっと深すぎて、1D MarkIII と併用すると戸惑いそうだ。

キヤノン EOS 7D イベント入口
キヤノン EOS 7D イベント入口 (by iPhone 3GS)
イベント会場は撮影禁止だし、ちょっと入口を iPhone で撮っただけ…


そんなこともあって、一度は「まぁ MarkIII があるし、いずれにしても本命は(来年初頭と言われる)Mark IV だから、今回はスルーしよう」と思った。

けれど、もう一度ショールームで実機を触ると、やっぱり良いなぁ〜と感じざるを得なかった。これが10万円台というのは頑張ったというか、キヤノンで久々に本気を感じさせるカメラだと思った。

ぶっちゃけ、D300 を使っているニコンな人にとっては「今更この程度で、何を言ってんだ?」と思うだろう。後述するように D300 みたいな APS-C フラッグシップ機とは言えないと思える内容でもあるし、不満もある。

けれど、APS-C には手抜き放題のキヤノンが変わりつつあるかも…と感じることは、やはりちょっとどころでない期待をしてしまうのである。

そんなこともあって、キヤノンの EOS 7D 発売前イベントにも足を運んだ。

やはり実機を触ると、良さを感じる。過去、キヤノンのデジタル一眼はソフトウェアの良さがあっても(それもニコンに抜かれてしまったが)、中級機以下でハードウェアの良さを感じることは皆無だった。

過去にニコンからキヤノンにシステム移行した時も、それは当時圧倒的に優れていたキヤノンの高感度を始めとする画質、ソフトウェア部分に転んだわけで、ハードウェアとしてのカメラに良さを感じたことはなかった。それを満たすのは 1D系だけだった。

それが、20万を切る価格のカメラで、このハードウェア。

スペックでなく実機を触って欲しいと感じた初めてのキヤノン機


だった。ニコン機と比較すると、ようやく追いついてきた程度かもしれないが、それでも

キヤノンのカメラ作りが変わる、変わっていく、その一歩かも


そのように感じた。イベントではデフォルトで付けられている新型マクロ 100 F2.8L IS や 15-75 IS ではなく、自分が使ってる 24-105 F4L IS や 70-200 F2.8L IS を付けて散々試してみた(100-400 は用意されてなかったようだ)。

正直、とてもじゃないが満点はあげられない。しばらく使ってるだけで粗は見えてくるし、キヤノンの姿勢に疑問を感じる部分もある。ただ、

今までが酷かっただけに、まともになっただけでも凄い改善を感じる


のも事実。そして、価格は少し前の二桁機の価格+αである。キヤノンにしてはすこぶる良心的な価格である。そのあたりにも反省が伺えるような気がするのだ。だから、その実質以上に高評価をしてしまうのだが、それは止むを得ない面もあると思う(ニコンな人からするとお笑いぐさだったとしても、ね)。



ただ、ショールームやイベントでそれなりの時間を費やして試させてもらった限り、全ての部分で良くなったとは言えないし(いくら元が酷くてもね…)、諸々不満点もすぐに見つかる。ましてや直接の対抗馬となる D300 / D300S と比べれば…というところもある。

ファインダーはパッと見 1D MarkIII と併用しても違和感ないくらい広く、透過型液晶の見栄えも想像よりは良くて、付加価値の便利さと引き換えにできるレベルのように思えた(私は MF はほとんどしないからね)。

ただ、レンズが暗かったり、照度が落ちた時の見え方が通常のファインダーより落ちるような気はしたが…。あと、ファインダー内水準器はシャッター半押しで消えてしまう。これでは意味ないだろうと思うのだが…

動体撮りとして気になるレリーズ周りは、可もなく不可もなく程度。と書くと厳しいかもしれないが、自分の使っているメイン機が二桁機ではなく、1D MarkIII だから凄く良いとは思えない。先に書いた個人的なストロークの深さの好みを別にしても、だ。

期待するほどレリーズタイムラグは小さくないし、ご自慢?のシャッター音に関しては正直好みじゃない。ただ、レリーズタイムラグも不満に思うレベルではなく、シャッター消失時間も悪くない。

逆に 1D MarkIII は勿論、過去のキヤノン機と比べて圧倒的に良いのは、シャッターショックの少なさ。これは純粋に良い!と思った。5D や 5D MarkII の、あのパタパタ感だけはどうしても馴染めなかったし、APS-C に興味がない 5D系列ユーザーもこれは欲しいんじゃないかなぁ、と思う。

そして肝心要の AF ではあるが、こちらはショールームやイベント会場という限定された状況(低照度で動体といっても動いている人程度)なので何とも言えないが、頑張って試してみた限り

AF に関しては改善が期待できそう


と思えたのは確か。イベント会場はかなりの低照度で ISO3200 基本みたいな状況だったが、そこでの AF の追従精度はおそらく 1D MarkIII より良いのではないか?と思わせるものがあった。

19点の AF 測距点は 1D MarkIII と違ってアシストはないものの、全点 F5.6 対応のクロスセンサーということで、F4 シリーズや 100-400L IS を使うことの多い私にとっては、期待したくなるものがある。

1D MarkIII だと 70-200 F2.8L IS はともかく、他の手持ちレンズは F4 クラスなので、明らかに中央とそれ以外での AF速度・精度に差があったから、こういう改良は嬉しい。さらに、被写体追従した際の AF 測距点をきちんと追従表示してくれるようになったもの、細かいが重要な改善だ。

また、新設されたゾーン AF は素直に歓迎。動体撮りだと、使いどころは結構ありそうだ。そして AE で使う色情報を AF にフィードバックする機構も備わってるということで、このあたりは昔にけさんが色々と突っ込んでいた部分が改善される(され始めてる)のだろう。

とまぁ、素直に AF の改善には期待をしているのだけど、かといってニコンに追いついたとも思えないのも事実。やはり動体撮り人間としては、ニコンの 3D トラッキングの威力は素晴らしいと思ってるし、キヤノンはそれに直接対抗できるものではない(とキヤノンの係員さんが率直に言っていた)。

のだが、それでも AIサーボ を“II”と銘打ったように、アルゴリズムは大きく変更・改善してきているようなので、その点は素直に期待したいと思う。特に全点オートの挙動は 1D系とも廉価機・二桁機とも違っているようで、その点は実写してみたいなぁ、と思った。

AE に関しても大きく手が入っていて、色情報を見るようになっていて、安定して使えそうな気がしたが、こちらはショールームも含めて比較的暗い状況でしか試すことができてないので、何とも確信的なことは言いようがない。ただ、

オートホワイトバランスは大きく変化している


今までのキヤノン機はずっと色温度の雰囲気を残す方向でいたが、EOS 7D ではガッツリ補正をかける方向に転じている。良いとか悪いとかではないが、今までのキヤノン機の感覚とは明らかに違う。ただ、個人的にはこの変化は好きではない。

ま、細かな画質面は自分で実写したわけじゃないので、特に言うことはなし。ただ、海外の実写画像などを見ると APS-C で 1,800万画素ということでレンズにかなりの負担がかかっているのは明らか。古い上に開放で使うことの多い 100-400 F4.5-5.6L IS が主力レンズの私にとっては、それが 7D に躊躇いを感じさせる。

EOS7D イベント配布物外装
EOS 7D でもらった配布物(中身はパンフレットその他)。
リーフレットに入れられて、このあたりはキヤノンを感じさせる。


色々試した中で、一番気になったのは操作性。大きく改善されている点と問題点が混在する。まず、

Qボタン、M-Fn ボタン、RAW/JPEG ボタンの新設は大歓迎


である。これを不満に思う人はいないと思う。機種、メーカー関係なく、他のカメラの良い点を意欲的に取り込んでいて、この点だけでもキヤノンの変化を感じ取ることができる。

一発で主要設定を一覧表示・変更できるQボタンは、最近キヤノンでも採用していたが、上位機、次期 1D にもどんどん採用して欲しいものだ。E-P1 でもスーパーコンパネは便利にしている。

ただ、キヤノンの場合はQボタンでクイック設定画面を出しても、そこからダイレクトに設定ができない。更にもう一度Qボタンを押す必要がある。このワンクッションは不要だと思うし、まどろっこしさを感じる時もあるだろう。

【追記】購入後に実機で確認したところ、Qボタン後にSETボタンで設定を行うことができることを確認しました。この件はイベントでも疑問に思って、社員の人にも確認したことなんだけどなぁ…

RAW/JPEG ボタンも嬉しい。JPEG だと十分なバッファが確保されている 7D だが、RAW + JPEG になると、たった6枚までに落ち込む(使い物にならない!)。だから割と JPEG のみ、RAW のみが多くなるだろうから、このボタンは使う機会も多いはず。

さらにレリーズボタン脇の M-Fn ボタン。FE or AE ロックやファインダー内水準器表示に使える便利ボタンも良さげ。多分、7D を実戦で使えば、このボタンを盛んに使う人は多いだろうと思う。ただ、

ボタンが増えたのは良いが、ボタンが小せえよ…


7D のボディは小さくないが、1D 系のようなフルサイズボディではないので、ボタンの配置場所も限られている。だからボタンを増やせば、必然的にボタンは小さくなる。それは当然だろう。

だが、正直これ以上はもう限界、というところまで小さくなってる。指が決して大きくない私がそう思うのだから、ごつい指先をしている人はちょっと不満を感じる人もいるだろうし、冬場のグローブの上からは操作しにくいかもしれない。

ただ、これは仕方ないことではなく、キヤノンの姿勢に問題がある。EOS 7D をどうしたかったのか?その点できちんと思い切れなかったことが原因だ。つまり

モードダイアルなんて邪魔なものを付けるから、他のボタンにしわ寄せがきてる


ということだ。5D MarkII の時にも思ったし、実際 5D MarkII ユーザーからは歓迎されていない、不満も出ているモードダイアルを何故見なさなかったのだろう?

一桁機を買う人間にモードダイアルなんて要らないだろうに…


と思う。無駄に場所を取るし、誤って動いてモードが変わったりしてロクなことがない。

廉価機じゃないんだし、7D や 5D MarkII を使う人間ならシーンモードなんて別に要らない、と思う。というか、モードダイアルが必要な人間は Kiss を使っておけ、と。1D系と同じスタイルにしろとは言わないが、一桁機の値段、クラスを買う人間に応じた操作体系にして欲しいと思う。

そしてまた、モードダイアル以上に無駄なのは

ピクチャースタイルボタンなんて絶対要らないだろ!


ということだ。ワンタッチでピクチャースタイルを変えられる?そんなものが必要か?必要だったとしても、他の機能ボタンより優先して大きなボタンを割り当てるようなものか?

ピクチャースタイルをワンタッチで変えられるより、メニューから変更するしかないブラケット撮影の設定変更のショートカットを作るべきじゃないのか?おまけに、

ピクチャースタイルボタンに対する機能割り当ては変えられない


EOS 7D では今までのキヤノンでは考えられないほど、ボタンの機能割り当て変更が可能になっている。その自由度には驚いた。驚いたが、ピクチャースタイルボタンは変更ができない。それじゃあ画竜点睛を欠いてるじゃん!

そう思って、イベント時に懇切丁寧に説明し、色々なレンズやグリップその他のオプション品装着に便宜を図ってくれた係員に言ったら「私もそう思うんですけどね…」と言われてしまった。頼むよ、キヤノン…

そんなわけで、じっくり操作性を調べていくと感じるのは

上(プロ・ハイアマ)から下(二桁機だけでなく Kiss からのステップアップ)まで
全てを網羅しようとして欲張って、操作性が窮屈になってしまってる


ということ。意欲的なのは良いがちょっと欲張りすぎ、だ。良くなってる部分は多いが、操作性という部分ではターゲットを割り切らないと、もう破綻寸前である。

EOS7D イベント配布物内容
EOS 7D イベントでの配布物中身。パンフレット一式と並木隆氏の写真


というわけで、グダグダと書いてきたけれど、EOS 7D はなかなかに魅力的なカメラなのは間違いない。最初は否定的だった私ですら、強く興味を惹かれるようになった。

手持ちのメイン機が 1D MarkIII であり、また次の本命が MarkIV である私にとっては、絶対必要、絶対欲しいというわけじゃないが、使ってみたい…そう思わせるだけの魅力がある。

何よりもキヤノンが変わりつつあるかもしれない、そう思わせるカメラ(それだけに Mark IV に期待して良いかも!?と以前より思えるようになった :-)。

もちろん、前述のとおり不満点も多い。画質面では大して期待してないから別に良いとしても、モードダイアルやピクチャースタイルボタンなど廉価機のような不要な操作体系やレリーズ調整をしてくれないといったことは

D300 のような APS-C フラッグシップ機ではなく
EOS 7D はあくまで中級機+αというキヤノンの位置づけが伺える


正直、突き抜けたカメラじゃない。どことなくキヤノンの姿勢として中途半端な部分は残しているように感じた。

それに AF に関してもレリーズ周りもボディの感触もライバル D300 と比べれば自慢するほどじゃない。絶対的に劣っていた部分が、かなり近づいただけだ。

細かい部分では相変わらず端子部分のカバーがゴムのままだし、縦グリップを付けた時の操作性が通常に比べて劣るのは 1D でもそうだけどキヤノンの悪しき伝統だろう。どうして縦グリップにマルチコントローラーを付けないかねぇ。

加えて個人的に残念なのは、カードスロットが1つということ。ここまでボディがデカいんだから、もうちょっと大きくても良いから CF/SD ダブルスロットにして欲しかった。1D MarkIII はダブルスロットなんだけど、凄く安心なんだよね。過去にダブルスロットだから助かったこともあるし…

まぁその辺を見て行くと

EOS 7D は、やっぱり APS-C フラッグシップ機ではなく
5D MarkII と同じく中級上位機というポジション


だなぁ。そのあたりを打ち破ってくれれば、キヤノンも本当に変わって行くかなぁ〜と思うのだけど、キヤノンの絶対的なヒエラルキーは何ら変わってないなぁ、という残念さはある。だから、

7D の良さは十分あっても、やっぱり期待は Mark IV かなぁ


と思う。まぁ Mark 4 のサブに 7D というのは凄く良さそうだけどね。

Mark 3 は如何せん、色々とソフトウェア的な部分での古さが目立ち始めてるしね。Mark 3 と Mark 4 の2台体制にするつもりだったけど、その点を考えると Mark 4 + 7D の方が良い組み合わせになるかも知れない。

そんなことを徒然思った EOS 7D イベントの後であった。


【追伸】

ちなみに、このキヤノン渾身の最新鋭機 EOS 7D とニコンのマイナーチェンジ機 D300S。レンズのしがらみ全くなしで、自分がどっちを買うか?と聞かれれば、



というのが本音。D300 / D300S はやっぱりちゃんと APS-C フラッグシップ機として作られてるしね。EOS 7D のような中級機+αじゃない。

高感度などは EOS 7D の方が魅力だけど、動体撮り人間としては AF のこともあるし、ボディやレリーズ周り、操作性がやっぱりきっちりフラッグシップ機として作られてるのが魅力だね。その辺をキヤノンも考えて欲しかったと思う。

とはいえ、

レンズのことを考えなしでボディ選びなんて有り得ない


から無意味なんだけどね、こんな仮定。意味があるのは初心者だけだし、これからレンズを揃えるにしたって、ニコンの場合は F4 シリーズがないという欠点もあるわけだし(F4 シリーズが出るという噂もあるけど…どうなんだろう?)。

まぁ、いずれにしても EOS 7D じゃなく D300S だから撮れる、撮りやすくなる、というほどの差はないだろうから、この一点でニコンに出戻るなんてことはないし、まぁ Mark IV にはせいぜい期待させてもらうことにしよう…な〜んてね(愛花風)。