「iPhoneを使うようになって変わったこと」というスレが某所にあるわけだが、個人的に iPhone 3GS 購入後に変わったことをチラ裏代わりに書いてみることにする。購入前に予想していたこともあるし、予想してなかったこともある。

(1)ドコモのケータイをほとんど使わなくなった(が、使うこともまだある)

これは予想通りであり、予定通りである。iPhone 3GS 購入後、ドコモのケータイで使うのは、

・モバイルSuica
・ドコモにかかってくる一部の電話・メールの応対
・一部の(予約その他でどうしても必要な)imode サイト

のみである。特に移行後、予想外の事態は起きてなく、全て予定通り、予想通りの範囲に収まっている。

唯一予想外と言えば、予想以上に普段使いの携帯としての iPhone の比重が大きくなっていることだが、先日の記事で書いたように、長期的なスパンでの電話番号、メールアドレスの告知をどうするか、まだ完全な結論が出ていないので仕事を中心にドコモがメインである。

が、仕事の場合は PC メールが中心でもあるし、iPhone +転送メール利用によって PC メールもリアルタイムに近い状態で着信が判ることも多いので、現在のままでもさして不便を感じてない。

未だに使うことのある imode サイトは、JAL、エクスプレス予約(JR東海の新幹線)、銀行関係、そして業務関連。

JAL に関しては iPhone から PC サイト経由で行えるため、ほとんど使うことはないし、今後もそう使う機会はないと思うが、imode サイトの方が素早くできるのも事実で、状況によっては使うこともあるかと。

問題は、新幹線のエクスプレス予約が iPhone ではできない(PC サイトでのログインに問題がある)こと。ただ、それくらいは imode で行うのも仕方ないと思っている。iPhone は万能ではないし、iPhone だけしか持てないならともかく、2台持ちしているのだから(パケ代が抑えられる範囲で)便利な方を使い分けすれば良いかと。

ちなみに、エクスプレス予約も JAL のケータイサイトも iPhone からアクセスできるようにする非公式アプリがあるのだが、上記の理由で現状それらを使うほどの必要性は感じていない。将来的には非公式有料アプリを使う可能性(特にエクスプレス予約)はあるが、今はまだない。

JAL予約 (iTunes URL)
EX予約ブラウザ (iTunes URL)
Rapidy新幹線予約 (iTunes URL)

銀行関係については、振り込み作業が PC から作業するよりケータイから行う方が断然素早く行うことができるため、当分ケータイサイトを使うだろうと思う。特に出先で、となると PC からだと乱数表が必要になることもあるので、事実上不可能なこともある。

最後に業務関連だが、一般的にケータイサイトの制作に携わることはないのだが、一部業務で実機確認を行う必要性が出てくる場合もあって、月に何度かはテストを行うこともある。が、これはどうしようもない。

いずれにせよ、パケホーダイからパケホーダイ・ダブルに変更した7月からは、i-mode の画像表示設定を通常は OFF にしているので、それらのケータイサイトを使っていても、さほどパケ代はかかっておらず、7月は予定通りパケホーダイ・ダブルの最低料金に収まった。

また、おサイフケータイとして、モバイルSuica やヨドバシポイントのアプリも使い、モバイルSuica のチャージ時にパケット代はかかるわけだが、こちらも特にパケット代が多くかかることはないので、問題なく推移している。

というわけで、7月は

・JAL のケータイサイトを2〜3回
・エクスプレス予約を2回
・銀行の入出金チェックを数回、振り込み1回
・モバイルSuica チャージ1回
・カウントダウントレイン-P(時刻表 iアプリ)のデーター更新3駅分
・業務関連のケータイサイトのチェックを何回か
・i-mode メール10通ほど

を行ったが、なんとかパケホーダイ・ダブルの最低料金に収まった。

この分だと今後も、パケホーダイ・ダブルの最低料金で収まるか、多少オーバーしてもせいぜい千円くらいまでに収まりそうで、大幅にオーバーすることはなさそうである。よって、購入前に書いた“取らぬ狸の皮算用”どおり、

ドコモのパケホーダイ料金を同ダブルに変えて
ドコモに支払う代金を削減した分+αで iPhone を維持できる


という当初の目論見通りに推移できそうである。

捕らぬ狸の皮算用を元に iPhone 3G S を予約した

こういう状況なので、ドコモや au を使っていてエリアの問題がある人、おサイフケータイなどが必要な人も、パケット代を最小限ないし、それなりに抑え込むことが可能ならば、パケホーダイの料金分(+α)の月額料金で iPhone 3GS を維持できると思う(iPhone 3GS 代金を一括払いする場合)。

iPhone 3GS with iWood 1


(2)フリック入力を使い始めて慣れた(&文章入力を iPhone で行うようになった)

1年前の iPhone OS 2.0 で搭載されたフリック入力だが、3GS 購入まで一切使わなかった。もちろん、昨年フリック入力が搭載された時に初代 iPod touch で試したことはあるのだが、使いやすいとは全く思わなかった。よって、それまで同様 QWERTY 配列のフルキーボードで日本語入力をしていた。

初代 iPod touch(iPhone 3G も同じ性能)での日本語入力に関しては、色々工夫しても、OS のバージョンアップで色々改善されても、やっぱり日本語変換時にもたつき感があって、小気味良く入力できるものではなかった。そのため、フリック云々以前に、文章入力はどうしても仕方ない時を除いて行ってこなかった。

しかし、iPhone 3GS では処理速度が一気にアップしたため、日本語入力もほとんどストレスがないレベルになった。と同時に、1年前は大して良いとは思わなかったフリック入力に再度チャレンジしてみると十分使える、むしろ QWERTY 配列のフルキーボード入力より楽に感じるものになっていた。

ちなみにフリック入力について判らない人は、以下の YouTube 映像を見てもらえれば、どういう入力方式か判ると思う。





ケータイで一般的なテンキーがタッチパネル上で再現されているのだが、ケータイのように1つのキーを連続タッチして「あ→い→う→え→お」と切り替えるのではなく、「あ」の上下左右に指をスライドすることで「い、う、え、お」を入力する方式である。

もちろん慣れは必要とするが、それは何でも同じである。それに

食わず嫌いに近かった私も実際に慣れてみると、
タッチパネルだとフリック入力は極めて合理的な入力方法だと実感


した。購入後1ヶ月少々経って、短文のメール書きや twitter への投稿くらいは全く苦にならなくなっている。おまけに

いざ踏み出すと、慣れるのに意外と時間はかからなかったし
慣れると普通のケータイで入力するより疲れが少ないかも?


と感じている。“指で押す”という動作がほとんどないので、その分負担が少ないのかもしれない。QWERTY 配列のフルキーボード入力はともかく、少なくともケータイ打ちでの入力にはもう戻りたくない、というのがフリック入力を使い始めて1ヶ月の、今の私である。

とはいえ、

フリック入力が快適なのは、3GS の処理速度があってこそ


なのも事実。今でも初代 iPod touch を使うことはあって、その際にフリック入力をすることも稀にあるのだが、やはり処理速度の遅さゆえに入力時の反応が鈍く、ストレスが溜まる。フリック入力に慣れた今でも、初代 iPod touch(旧 iPhone 3G と同等性能)では、文章入力をしたいとは思わない。

また、フリック入力でも英文入力は可能なのだが、一単語程度の入力ならともかく、それ以上になると私は QWERTY 配列の英語キーボードに切り替えて入力した方が速い(PC と同じ QWERTY 配列に慣れているからだろう)。入力方法の切り替えは一発なので、そのあたりは適宜切り替える方が理に適ってると感じる。

そんなわけで、iPhone 3GS を購入して数日後からフリック入力に再チャレンジし、数日である程度慣れてしまってからは、QWERTY 配列の日本語キーボードは使わないことに決めて、設定→一般→キーボード→各国のキーボード→日本語から、フルキーボードをオフにしている。

過去の経験上、使わないキーボードはオフにしておいた方がシステムが軽くなるのが判っているので、現在は日本語のテンキー、絵文字、英語のキーボードのみにしている。

何はともあれ

フリック入力に抵抗がある人も 3GS なら慣れてみる価値あり


と自信を持って言える昨今である。

iPhone 3GS with VAIO type P at a Cafe


(3)VAIO type P を使う機会が多少減った。でも iPhone 3GS と VAIO type P は良きパートナー

仕事柄、出かける時にノートパソコンは欠かせない私。近所に買い物程度ならともかく、半日以上出かけるなら、何か緊急対応をしなければならない事態が発生した時のために(そんなことは滅多にないのだが)、いつもノートパソコンを携帯していた。

そんな状況において、今年初めの VAIO type P の登場は、その負担を大きく軽減した。超軽量薄型なのに長文タイピングも何とかこなせる type P は救世主のような存在で、この半年、常に自分とともにあったと言って良い。

そんな中での iPhone 3GS 購入。そして予想以上に iPhone 3GS の出来が良かった。

・PC サイトの閲覧に関しては問題なくこなし、
・VPN は使えるし、ssh や VNC のアプリは揃っているし(これらは昨年から使っていた)、
・前項で書いたように最低限の入力作業ならこなせるレベル

ということで、外出先の PC ブラウジングやメールチェック&最低限の返信、さらには最低限の緊急対応もできなくはない(あくまで、できなくはないレベルだが)と感じさせるものだった。

そんなこともあって、VAIO type P を持ち出す機会は減った。減ったと言っても後述するように、その減った回数は多くない。けれど、半日〜1日プライベートで出かける場合には、今まで鞄の隅に入れていた VAIO type P を入れないことも出てきた。そのくらいの間ならノートパソコンがなくても何とかなりそう、と思えるようになったからだ。

また、先日北海道へ行った際に「iPhone 3GS があったお陰で、いつもなら確実に旅先で開く VAIO type P を全然開くことがなかった」と書いたけれど、今後もプライベートな旅では「VAIO type P を持っていったけれど使わなかった」ということがあるだろうと思う。

少なくとも仕事に関わる事態が発生せず、写真データーをバックアップする必要性がなければ、VAIO type P を開かないこともあるだろうなぁ…と思う。それほど iPhone 3GS は、ノートPC で賄ってきたことの一部を代替できる。

もちろん、本気で写真撮りをしていれば、ホテルに戻ってポータブル SSD に写真データーをバックアップする作業が必要になるから VAIO type P を使うことになるだろうし、それがなくても日帰りでない旅でノートPC を持って行かない選択肢は私にはない(もちろん、出張ならメインノートPC たる MacBook Pro を持って出るのは必須)。

しかし、五箇山・白川郷へ日帰りドライブした際のように、「今日は VAIO type P を持って行っても使うことはないな」と思える日帰りの遊びなどでは、今までのように「念のために…」と思わず、気兼ねなくノートPC を置いていけるようになったことは、私にとって大きい。

仕事の緊急対応に関しては油断できないとしても、VAIO type UX を携帯用ノートPC として持ち出して使っていたことを思えば、iPhone 3GS の方がずっとスムースに色々とこなせる気がしている。

そんなわけで

VAIO type P 導入に続いて iPhone 3GS 導入と
今年は大きく自分のモバイル体制が変わった年になった


そう実感する昨今である。

もっとも、VAIO type P を持ち出したり、旅先で使う機会は多少減ったけれど、実のところトータルで見れば、VAIO type P を持ち出す機会はそう減ってはいないのも事実。

旅行やドライブ時には色々変わったこともあるけれど、京阪神内へ所用で出かける時、買い物に出かける時は、MacBook Pro を持ち出していなければ、VAIO type P を持って出ることがほとんどである。それはまぁ当然と言えば当然で、

タイピングやプログラミングは最低でも VAIO type P


なのだから、出先である程度タイピングする作業をする可能性があれば、やはり VAIO type P は持ち出したい。別に仕事でなくても、今これを出先のカフェで書いているように、ちょっと空き時間に type P を広げてタイプする、的な作業をする可能性があれば、VAIO type P は欠かせない。

前述したように、VAIO type P はほとんど持ち出すのが苦にならないレベルの軽量薄型なノートPC だから、無理して持ち出す感覚もないし、負担とも感じない。だから、iPhone 3GS 導入後も気兼ねなく持ち出している。

iPhone 3GS 購入後、VAIO type P を持ち出さない、使わない場面は出てきたけれど、決して VAIO type P の良さは消えることがないし、相変わらず愛用もしている。つまり

  • 出先でちょっと PC サイトを使いたくなるような時に VAIO type P を開くことはなくなった

  • ちょっとしたメールを iPhone 3GS でするのも問題ないし、twitter やブログの投稿なら iPhone 3GS の方が楽な場合もあるくらい

  • けれど、VAIO type P の真骨頂である「このサイズ、重量で、きちんとタイピングできる」という良さは iPhone が逆立ちしても敵わない

  • ちょっとでもタイピングする可能性があるなら VAIO type P も持って出る。


というわけで、

iPhone 3GS と VAIO type P は相互補完できる極めて良い相棒


と感じている。どちらも超軽量のコンピューターとして素晴らしいものを持っているしね。本当に、本当に、数年前を考えれば隔世の感がある。良い世の中になったものだ…と、つくづく思う。

(長くなったので、以下後編に続く