昨日の万博は入場者数 20,044人ということで、ほぼ満員(ショボい万博スタジアムは定員 21,000人)。元々ホーム残り2試合の上、ファンクラブ会員招待日だったところへ、ナビスコ杯優勝をきっかけに更にチケットの売り上げが伸びて、昨日の試合も 24日のホーム最終戦も前売りでほぼ完売になったとのことだ。試合開始前に

といった感じで、ほぼ満員になってるのを見て、改めて水曜の悲惨さを思い返すことになった。水曜の天皇杯はと言えば、

こんな有様だった。水曜は GR Digital を持って行くのを忘れたので、1D3 + EF100-400L でメインスタンドを望遠で取った写真しかないのだが、メインスタンドは SS席(通常のJリーグだとプラチナシート)や関係者席に多少人がいるくらいで、それ以外はほぼ完全に“無人”だった。
上の写真は何も大げさじゃないし、ここが立ち入り禁止のエリアでもない。メインスタンドの大部分はこの状態だった。そしてバックスタンドも当然スーパー閑古鳥状態だったし、サポーターの集まるAホーム席ですら半分強の入りだった。
もちろん、こうなったのには理由がある。ガンバのクラブが試合の告知をしなかったからだ。
Jリーグやナビスコ杯と違って天皇杯の主催は日本サッカー協会であり、たとえ万博で開催したとしても中立の扱いになる(便宜上のホーム、アウェイはあるけれど)。たまたま試合が万博だった、というだけに近い。4回戦はJ1チームのホームスタジアム開催が基本だが、5回戦以降はそれも関係ない(ガンバvs大分は千葉のフクダアリーナ開催)。
それゆえ、ガンバのクラブとしては客が入っても何の収益にもならないし、客が入らなくても知ったこっちゃない。だからなのか、ガンバのクラブは天皇杯の試合について、全く告知をしてこなかった。正確には、3週間以上前にチケット販売が決まった時に告知して、それっきり。直前には一切の告知をしなかった。
その結果が上の写真だ。
いくら自クラブの収益に関係ないとはいえ、一応はホームで自チームが戦うのに、あのような悲惨な状況にしたのは反省すべきことじゃないかと思う。直接の収益に関わらなくても、自チームが天皇杯を勝つことで、人気が更に高まって来シーズン以降の集客にも影響するはずだ。それはナビスコ優勝でチケットの売り上げが伸びたことでも証明済みのはず。
だいたい、夏休みやGWでもないド平日水曜日の開催という時点で(ナイターとはいえ)客が来ないのはJリーグやナビスコで判っていることだ。おまけに季節を無視した11月のナイターだから、余計に来ない。ナビスコ杯決勝に進んだから日程上仕方ないことなのだが、ウェブサイトですら告知せず、というのはクラブの態度としてあんまりだと思う。
“中立”ゆえに、いつものようにガンバ応援のDJもなければ、色々な催しもない。それは当然だが、試合がある週になっても、週末(昨日)のJリーグの試合に関してだけ詳しく告知していて、天皇杯については完全スルーだった。それじゃあ、来る客も来ない。私自身もチケットの価格や座席がどうなってるのか調べるのに時間がかかったしね…
スタジアムに向かっている時にあまりに人がいないので、また時間や日にちを間違えたかと思ったくらい閑散としていた(いつもスタジアムに近づくと聞こえてくる仙石氏のDJもなかったしね)。半分も入るとは思わないが、2千人は酷すぎ。
寒いがら空きのスタジアムで観戦していて、10年前のガンバ最弱時代の試合も平日ナイターだとこんな状況だったのを思い出した。東京から大阪へ戻ってきているタイミングでガンバを応援しに行ったら、ガラガラのスタンドで、大きな声のヤジがスタジアム中に響き渡る。そんな時代だった。そして水曜もそうだった。
今はこうやって2万人以上入って満員になることも珍しくなくなった。でも、主催試合じゃないからといって告知の一つもおろそかにしている手抜きはやって欲しくない。弱い時代にもガンバの試合を見に行っていた人間として、そう思う。ガンバのクラブは、今後その点を見直して欲しいと思う。

といった感じで、ほぼ満員になってるのを見て、改めて水曜の悲惨さを思い返すことになった。水曜の天皇杯はと言えば、

こんな有様だった。水曜は GR Digital を持って行くのを忘れたので、1D3 + EF100-400L でメインスタンドを望遠で取った写真しかないのだが、メインスタンドは SS席(通常のJリーグだとプラチナシート)や関係者席に多少人がいるくらいで、それ以外はほぼ完全に“無人”だった。
上の写真は何も大げさじゃないし、ここが立ち入り禁止のエリアでもない。メインスタンドの大部分はこの状態だった。そしてバックスタンドも当然スーパー閑古鳥状態だったし、サポーターの集まるAホーム席ですら半分強の入りだった。
もちろん、こうなったのには理由がある。ガンバのクラブが試合の告知をしなかったからだ。
Jリーグやナビスコ杯と違って天皇杯の主催は日本サッカー協会であり、たとえ万博で開催したとしても中立の扱いになる(便宜上のホーム、アウェイはあるけれど)。たまたま試合が万博だった、というだけに近い。4回戦はJ1チームのホームスタジアム開催が基本だが、5回戦以降はそれも関係ない(ガンバvs大分は千葉のフクダアリーナ開催)。
それゆえ、ガンバのクラブとしては客が入っても何の収益にもならないし、客が入らなくても知ったこっちゃない。だからなのか、ガンバのクラブは天皇杯の試合について、全く告知をしてこなかった。正確には、3週間以上前にチケット販売が決まった時に告知して、それっきり。直前には一切の告知をしなかった。
その結果が上の写真だ。
いくら自クラブの収益に関係ないとはいえ、一応はホームで自チームが戦うのに、あのような悲惨な状況にしたのは反省すべきことじゃないかと思う。直接の収益に関わらなくても、自チームが天皇杯を勝つことで、人気が更に高まって来シーズン以降の集客にも影響するはずだ。それはナビスコ優勝でチケットの売り上げが伸びたことでも証明済みのはず。
だいたい、夏休みやGWでもないド平日水曜日の開催という時点で(ナイターとはいえ)客が来ないのはJリーグやナビスコで判っていることだ。おまけに季節を無視した11月のナイターだから、余計に来ない。ナビスコ杯決勝に進んだから日程上仕方ないことなのだが、ウェブサイトですら告知せず、というのはクラブの態度としてあんまりだと思う。
“中立”ゆえに、いつものようにガンバ応援のDJもなければ、色々な催しもない。それは当然だが、試合がある週になっても、週末(昨日)のJリーグの試合に関してだけ詳しく告知していて、天皇杯については完全スルーだった。それじゃあ、来る客も来ない。私自身もチケットの価格や座席がどうなってるのか調べるのに時間がかかったしね…
スタジアムに向かっている時にあまりに人がいないので、また時間や日にちを間違えたかと思ったくらい閑散としていた(いつもスタジアムに近づくと聞こえてくる仙石氏のDJもなかったしね)。半分も入るとは思わないが、2千人は酷すぎ。
寒いがら空きのスタジアムで観戦していて、10年前のガンバ最弱時代の試合も平日ナイターだとこんな状況だったのを思い出した。東京から大阪へ戻ってきているタイミングでガンバを応援しに行ったら、ガラガラのスタンドで、大きな声のヤジがスタジアム中に響き渡る。そんな時代だった。そして水曜もそうだった。
今はこうやって2万人以上入って満員になることも珍しくなくなった。でも、主催試合じゃないからといって告知の一つもおろそかにしている手抜きはやって欲しくない。弱い時代にもガンバの試合を見に行っていた人間として、そう思う。ガンバのクラブは、今後その点を見直して欲しいと思う。
コメント