昨日の夕方、キヤノン西日本修理センターから「調整完了」の電話があったが、午後5時前に電話してきて「今日は5時半までです」と言われても、中之島まで取りに行くのは無理すぎ。深夜なら車を飛ばせば余裕だが、週末の夕方では渋滞でどうにもならない。

ので、取りに行くのは月曜。新宿・銀座・梅田以外は土日休みだから仕方ない(修理センターだしね)。仕方ないけど、せっかくできてるのに2日間お預けというのは、ちょっともどかしい。昨日取りに行けていれば、予定を変えてでも今晩の FC東京戦へ行って再度サッカー撮りを試すことができたのだが。予定より1日早く上がったのは嬉しいが、もうちょい早く電話してくれれば…

Anemone flaccidas in the shadow
(by EOS 5D + EF24-105mm F4L IS USM)


先日少し書いた、β版から使ってきたスポーツカメラマンによる 1D MarkIII の問題点指摘の記事は大反響を巻き起こしているらしく、記事には追記がされている。ま、要はネット上でグダグダ言っても、キヤノンはそういうのにむしろ批判的だから、問題があるなら直接メーカーに言え、それが多くならないとキヤノンは何も認識しない、ということで、至極もっともな話である。

私の場合、サッカー撮りでやたら後ピンになって(今から考えれば AF が抜けた感じそのものだったが)、それがキッカケになって調整に出したわけだが、受付がああいうことになって伝えたいことが伝え切れなかったので、どうなって戻ってくるかは判らないが、使っていて問題があるならとにかく調整に出すべきであろう。

自分自身がサポートエンジニア的な仕事もしていることを考えれば、一式を調整に出してかかる費用は安くないよな…と思うのだが(実際に保証なしだとレンズ1本1万円以上の費用がかかる)、反面50万と言う価格には1年間の調整・修理無料のサポート料金も込みなわけだし、レンズ5本出せば5〜7万かかることを考えれば、保証期間があるうちに何とかしてもらわんとなぁ…と思う。

A small waterfall
(by EOS 5D + EF24-105mm F4L USM)


そんな 1D3 の AF 問題については、にけさんが“被写体の色による AF 誤差の機種間差異”を 5D と 1D3 で比較されています。私もこのことについてはかなり興味があったので、実際に実験していただいて感謝です。

AF特性 1DMarkIII vs 5D (にけログ)

上記記事の実験では、5D より 1D3 の方が色による誤差が大きいことが示されています。先日のサッカーでの被写体は、ガンバは当然青。相手のグランパスは(赤に近い)オレンジ。背景のグラウンドは緑。曇り空で飛行機撮る時より、ズレる条件が揃っていたのかもしれません。

個人的な印象だけですが、AF フレーム領域拡大を有効した際、アシストフレーム側の影響が 5D より 1D3 の方が大きいことも考えれば、AF 測距点の周囲、背景に対して敏感過ぎるアルゴリズムのかもしれません。それが秒 10コマを達成するなかでの AF 速度の向上に起因するなのかどうかも含めて、勝手な推測でしかないのですが…

ともあれ、月曜に戻ってきたら再びチェックしたいところですが、明日の後はホームでの試合は 7/14 のナビスコ杯浦和戦を除けば、1ヶ月半お休み(アジア杯のためJ1自体が中断)。ナイターの季節でもあり、同条件を求めるのは10月以降ということに。

ま、ナイターでもいいから撮りたいのだが、浦和戦はまた激混み満員御礼だろうから(レッズサポは大阪くらい平気で乗り込んでくるしなー)、東京にいる日程次第では来週末駒場へ行くか、それとも中断のないJ2の試合へ行くかするかな。