半年間我慢してきたけど、いい加減“ことえり”の糞さ加減につき合うのも疲れてきて、そろそろ ATOK を買うか…(それとも EG Bridge って今は賢いのか?)と思っていたところなので、ちょうど良い。買おう。

ATOK for Mac 初代は発売日に買ったし、その昔は Mac VJE も WXG4 for Mac も使っていたのだけど、まぁだいたいからして、VJE も ATOK も PC-9801VM2 を愛用していた頃から使っていたわけだけど(あの頃は VJE 基本だった)、ある時 Visual Studio と IME の相性問題があって、その時に我慢して MS-IME にランクダウンしてから、IME も純正をできるだけ使うようにしてきた。

というか、昔みたいにカスタマイズ命ということもなく、今は標準からカスタマイズするのはできるだけ最小限にしようと試みている。公私ともに、他人様からアドバイスを求められることは多いので、その時にカスタマイズしまくってると困るしね。

しかし、Mac の「ことえり」だけは慣れられない。無理。この馬鹿さ加減と学習能力の無さは、いつの時代の IME かと思う。Windows と MacOS X のどちらが優れているか?なんていう愚かな比較はしないけれど、「ことえり」と MS-IME だったら比べるのも悪いくらい MS-IME の方が優れてる。

というか、MS-IME も最初はホント使えなかった。WX3 をベースに純正 IME として登場したが、明らかに他社製 IME に劣っていた。けれど、'90年代後半にはバージョンアップするたびに良くなって、今では ATOK と比較して優秀とまではいかなくても、一般的用途で使う分には何の問題もない。

が、「ことえり」は一般的用途でもストレスが溜まる。あまりに前時代的。漢字 Talk の時代からはともかく、MacOS 9 の頃から進化してるのだろうか?ホント、ダメ過ぎる。

と書いてきたけど、来月 ATOK 2007 for Mac が出たら買うから、もういいか。Apple にこんなところを期待するのも無駄だしな。

ジャストシステム、「ATOK 2007 for Mac」を7月に発売