6月10日の第1回モニターレポート期限が過ぎ、シャープの公式ブログには続々とモニターレポートの紹介が掲載されている。その内容を見ているとモニター機が到着した喜びや液晶パッドに対する賞賛が書かれていて、やはりモニターレポートというのは、こうあるべきなのかな…と自らのレポート内容を思い返して苦笑してみたりする次第。
勿論、感じ方は人それぞれなので、それぞれの記事に別に反論しようとも思わないのですが、「シャープも俺みたいな口喧しい人間にモニターさせるんじゃなくて、梱包開けてワーイ!すごーい!と素直に書ける人たちばかりにモニターさせれば良かったのに…」なんて思ったりしています。もっとも、私の立ち位置は今後も変わらないですが。
さて、私自身における今後の PC-NJ70A の使い方ですが、「モニター機到着後しばらくは、無理してでもしっかり使って PC-NJ70A をよく知ってレポートを書く」という“縛り”は、第1回目のレポートも提出したことですし、そろそろ解除させてもらうことにしました。
10日間しっかり使ってきたつもりですが、残念ながら私の常用パソコン群の中に入り込めることはできなかったので、自身のパソコン体制はそろそろ元に戻したいと思っています。外出時のモバイル機はもちろん、自宅内であっても持ち運んで扱うパソコンは、より軽くて HDD より SSD 搭載機の方が気楽に扱えるので、そういったパソコンがある限り、PC-NJ70A が取って代わられるのは難しいというのが現実です。
といっても、今後全く使わないのではモニターする意味がないので、使い道は考えています。とりあえずは、今月末に Aspire Revo が来るまでは外部ディスプレイに繋げて、サブの Windows デスクトップ機という形で使っていくつもりです。その後は OS を色々入れ替えてテストする予定ですが、時間的な余裕も含めて未定です。
ちなみに、既に外部ディスプレイに繋げて使い始めていますが、その印象を少し列挙しておくと
といったところでしょうか。
元々 Atom 搭載パソコンは、液晶解像度が制限されているネットブック(ノートパソコン)より、そのしがらみのないネットトップ(デスクトップ)で使用した方が生きる面も多いと思っていますが、正直ネットトップとしての魅力が少なめの PC-NJ70A では、余計にそのことを感じてしまった次第。
もちろん、今後一切持ち出す気がないというわけではなく、既に自作のアドオンジャケットを作っているので(大したものではないですが…今後の公式モニターレポートでネタにする予定)、今後も何回かは持ち出してみる予定ではいます。ただまぁ、正直 PC-NJ70A は重いので、“縛り”がないと VAIO type P の代わりに持ち出す気はなかなか起きないですが…
さて、今回の本題ですが、
以前、
「【PC-NJ70A モニター】非公式レビュー (5) 初期インプレッション・メモ 」
および
「<<< PC-NJ70A モニターレポート第1回 >>> 」
の両記事において、
と書きましたが、
でした。この点については気になって、きちんと計測してみたところ、
という結果が得られました。それどころか、
という予想外の結果が得られました。
これについては全くもって私の先入観に基づく誤解であり、シャープ関係者の皆様およびモニターレポートを含めて記事を見ていただいた皆様にお詫びをしたいと思います。
以下、「BBench(バッテリーベンチマーク)」にて計測した結果を掲載しておきたいと思います。
BBench は各メディアのレポート記事でも使われているソフトで、これを使って、液晶パッド設定の「マウスモード時に、液晶パッドの表示を消す」のチェックを ON/OFF した場合のバッテリー駆動時間をそれぞれ3回ほど計測しました。計測条件は
としました。
(計測時間は、各段の上から1回目、2回目、3回目となっています)
1回目の計測時には何かの間違いかと思ったのですが、3回計測しても液晶パッドの表示を OFF にした方が5分ほどバッテリー駆動時間が短い傾向にある、という結果が出ました。どうにも解せない結果ですが、数字として表れては否定のしようもありません。
設定には“液晶パッドの表示を消す”とあるので液晶表示部分への電力カットをしていると勝手に思っていたのですが、そうではないのかもしれません。液晶モニターの場合、白を表示するより黒を表示する方が消費電力が大きい、ということがありますが(全ての液晶デバイスがそうではありません)、そういったことが関係しているのかどうかも定かではありません。
ともあれ、先入観に基づく事実誤認がハッキリしましたので、ここに訂正してお詫びさせていただきます。
勿論、感じ方は人それぞれなので、それぞれの記事に別に反論しようとも思わないのですが、「シャープも俺みたいな口喧しい人間にモニターさせるんじゃなくて、梱包開けてワーイ!すごーい!と素直に書ける人たちばかりにモニターさせれば良かったのに…」なんて思ったりしています。もっとも、私の立ち位置は今後も変わらないですが。
さて、私自身における今後の PC-NJ70A の使い方ですが、「モニター機到着後しばらくは、無理してでもしっかり使って PC-NJ70A をよく知ってレポートを書く」という“縛り”は、第1回目のレポートも提出したことですし、そろそろ解除させてもらうことにしました。
10日間しっかり使ってきたつもりですが、残念ながら私の常用パソコン群の中に入り込めることはできなかったので、自身のパソコン体制はそろそろ元に戻したいと思っています。外出時のモバイル機はもちろん、自宅内であっても持ち運んで扱うパソコンは、より軽くて HDD より SSD 搭載機の方が気楽に扱えるので、そういったパソコンがある限り、PC-NJ70A が取って代わられるのは難しいというのが現実です。
といっても、今後全く使わないのではモニターする意味がないので、使い道は考えています。とりあえずは、今月末に Aspire Revo が来るまでは外部ディスプレイに繋げて、サブの Windows デスクトップ機という形で使っていくつもりです。その後は OS を色々入れ替えてテストする予定ですが、時間的な余裕も含めて未定です。
ちなみに、既に外部ディスプレイに繋げて使い始めていますが、その印象を少し列挙しておくと
- Full HD (1920x1080pixels) で液晶モニターに繋いでも、ネットブラウズをしたり、ワープロソフトや表計算ソフトを使う程度なら(他のネットブック同様)内蔵の低い解像度の液晶ディスプレイで使っているのと変わらない速度で利用できる。快適キビキビではなくても、実用的な速度の範囲内ではある(メモリ 2GB 増設&Vista のカスタマイズを済ませた場合)。
- アナログ RGB 経由で Full HD の高解像度で表示させても、画質は悪くない。アナログ接続しかできないため、デジタル接続のような鮮明さは望めないが、ピクセルが滲むようなことはなく、十分問題なく使える(他のネットブックで接続しても悪くないものが多いのだが、それらと比べても同等以上)。
- デスクトップ機代わりとして使った場合は、PC-NJ70A がネットブックにしては重いことが関係なくなる(笑)
- デスクトップ機代わりとして使うなら、外付けキーボード&マウスが基本になるので(Bluetooth 接続のキーボードとマウスを使用中)、反応の悪い液晶パッドも、今ひとつに感じていたキーボードも関係なくなるので、個人的にはストレスが減る :-D
- 常時ファンが回りまくってるのは、デスクトップ機代わりにしてもマイナス。
といったところでしょうか。
元々 Atom 搭載パソコンは、液晶解像度が制限されているネットブック(ノートパソコン)より、そのしがらみのないネットトップ(デスクトップ)で使用した方が生きる面も多いと思っていますが、正直ネットトップとしての魅力が少なめの PC-NJ70A では、余計にそのことを感じてしまった次第。
もちろん、今後一切持ち出す気がないというわけではなく、既に自作のアドオンジャケットを作っているので(大したものではないですが…今後の公式モニターレポートでネタにする予定)、今後も何回かは持ち出してみる予定ではいます。ただまぁ、正直 PC-NJ70A は重いので、“縛り”がないと VAIO type P の代わりに持ち出す気はなかなか起きないですが…
☆
さて、今回の本題ですが、
光センサー液晶パッドとバッテリー駆動時間の関係について
事実誤認していたので訂正します
事実誤認していたので訂正します
以前、
「【PC-NJ70A モニター】非公式レビュー (5) 初期インプレッション・メモ 」
および
「<<< PC-NJ70A モニターレポート第1回 >>> 」
の両記事において、
液晶パッド設定で、「マウスモード時に、液晶パッドの表示を消す」にチェックしておいた方が、通常使用時には明らかにバッテリーのもちがいい。きちんと比べたわけではないが、液晶パッドの表示を ON/OFF して何度かバッテリー利用した時に、実感として感じられる差はあった。
と書きましたが、
上記内容は先入観に基づく間違い
でした。この点については気になって、きちんと計測してみたところ、
液晶パッド設定で「マウスモード時に、液晶パッドの表示を消す」
にチェックしても、バッテリーの良くはならない
にチェックしても、バッテリーの良くはならない
という結果が得られました。それどころか、
液晶パッドの表示を消すと、
若干ながらバッテリー駆動時間が減る
若干ながらバッテリー駆動時間が減る
という予想外の結果が得られました。
これについては全くもって私の先入観に基づく誤解であり、シャープ関係者の皆様およびモニターレポートを含めて記事を見ていただいた皆様にお詫びをしたいと思います。
以下、「BBench(バッテリーベンチマーク)」にて計測した結果を掲載しておきたいと思います。
BBench は各メディアのレポート記事でも使われているソフトで、これを使って、液晶パッド設定の「マウスモード時に、液晶パッドの表示を消す」のチェックを ON/OFF した場合のバッテリー駆動時間をそれぞれ3回ほど計測しました。計測条件は
- バッテリーが満充電に達した後、システムを再起動して十分に安定してから、ウイルスチェックや Windows Update などのバックグラウンド処理が起きないように設定した状態で計測。
- 多くのレポート記事での計測条件と同様に、液晶輝度は最高、無線LAN および Bluetooth は ON の状態(Bluetooth 機器は不使用)、10秒毎にキーボード入力エミュレート、60秒毎に無線LAN でウェブアクセスを自動的に行う設定。
- 電源オプションはバランス設定を使用。
- 液晶パッドの表示を消さない場合は、デフォルトの設定を使用。
としました。
液晶パッド設定 | 残り10%になって アラームが鳴るまで | 残り6%になって 休止状態になるまで |
---|---|---|
液晶パッド表示 ON | 2時間00分 2時間00分 2時間01分 | 2時間05分 2時間04分 2時間05分 |
液晶パッド表示 OFF | 1時間55分 1時間56分 1時間56分 | 1時間59分 2時間00分 1時間59分 |
(計測時間は、各段の上から1回目、2回目、3回目となっています)
1回目の計測時には何かの間違いかと思ったのですが、3回計測しても液晶パッドの表示を OFF にした方が5分ほどバッテリー駆動時間が短い傾向にある、という結果が出ました。どうにも解せない結果ですが、数字として表れては否定のしようもありません。
設定には“液晶パッドの表示を消す”とあるので液晶表示部分への電力カットをしていると勝手に思っていたのですが、そうではないのかもしれません。液晶モニターの場合、白を表示するより黒を表示する方が消費電力が大きい、ということがありますが(全ての液晶デバイスがそうではありません)、そういったことが関係しているのかどうかも定かではありません。
ともあれ、先入観に基づく事実誤認がハッキリしましたので、ここに訂正してお詫びさせていただきます。