Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

夕方、ヨドバシから電話があって「E-P1 が入荷しました」というので、早速取りに行こうと思ったら「明日じゃないと渡せません」と。以前は前日に入荷したら渡してくれたのになぁ。変わったのか、オリンパスからフライング規制がかかっているのか。

まぁ、どちらにしても全く楽しみもワクワク感もドキドキ感もないから、明日じゃないとダメと言われたところで、大してガッカリはしていない。オリンパスプラザへ足を何度か運び、店頭でも触って、ほぼ全機能は把握したし(すぐに実践投入するから事前に把握する必要があった)、性能も画質も正直期待できないことが判ってるしね…

レンズ交換式にしてはコンパクトなのは認めるし、G1/GH1 と比べればそれけが利点と感じているのだが(ボディ内手ぶれ補正内蔵は EVF なしと相殺と思ってる)、実写画像を持ち帰って見てからレンズは本当に微妙だし、パンケーキは凹む画質だというのは判ってるだけに、実際自分で使うのが怖い面もある。

G1 を使っている身としては AF の完成度は低いとしか思えず、サクサク撮れる度は絶対 G1 なのは明らかだし、EVF がないだけでなく液晶も可動式じゃないから撮影自由度は低いし、ネットでは G1 のボディデザインを有り得ないと言いつつ E-P1 を持ち上げてる人も居るが、まぁそれこそ有り得ないとか思うけど、まぁそれは人の好き好きだけどね…



先週の iPhone 3GS が想像以上に満足度が高くて、それに熱中してしまってる現在、E-P1 はどうでも良いというか、これを触って逆に冷や水をかけられることにならないかなぁ…という心配があったりする。それくらい、E-P1 に対するテンションは低い。

今週前半は色々あって、ほとんど寝てない状況が続いていたこともあって、すっかり忘れ気味でキャンセルをしようか再検討することも忘れてしまっていたが、11万弱の買い物は高くつきそうだ…ホント、

今まで散々試して不満点いっぱいのものを、なぜ買うのだろう?


自分でもつくづく、そう思う。なんでだろうね。きっと後悔するのに。

といっても、やっぱり話題になってるものを、今までとはどこか違うものを手にしたい、という気持ちには変わりがなく、ただその物欲のためだけに買うようなものだ。勿体ない話。リッチな人間ならともかく、社会の底辺を蠢く貧乏人がそんなことしちゃイカンのに。

でもまぁ、買う前からこれだけネガティブだったりすると

実際買って使ってみると、逆に思いの外良くて高評価になったりして?


という期待があるんだよね。っていうか、まぁそれだけのために買うんだけど。オリンパスが私のこのネガティブまくりの評価をひっくり返してくれるようなカメラを作っていることに期待したい。発売を前にして思うのは、それだけだ。

まぁ、最終ファームウェアの実機を散々触って判ってるのに、そんな期待は無駄だろうけどね…

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6-SLV
純正標準ズーム M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6-SLV はキャンセルした。
E-P1 を使い続けることになって、欲しければ後から買えばいいや…と
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タイトルに全く意味はない。が、もはや完全に夏の日、うだるような蒸し暑いなか、先日の日曜日は友達がヨドバシ梅田で iPhone を購入するのにつきあう予定だったので、そのついでに Mebius PC-NJ70A の大阪イベントに寄ってみた。ので、そのあたりを少し。

正直、Mebius にも真鍋かをりにも興味はないのだが、5月に秋葉原で行われた発売イベントは閑散としていて結構な状況だったというのを聞いていたので、PC-NJ70A を持っていく人が誰もいなくて、集まる人が少なかったらアレだし、一応モニター当選者だから少しは協力した方が良いかも…という思いはあったのだけど

そんな杞憂は全く失礼なくらい大盛況


でした。まぁ大阪駅のど真ん中でやるわけだし、一応それなりに名の知られたタレントさんが来るのですから、人が集まらないわけがないのは当然でしたね…

秋葉原でのイベントは同じ眞鍋かをりが来ていたのにも関わらず、マスコミのレポート記事を見てもアレな感じでしたが、そこはそれ、3次元より2次元の街で行ったことがミスだったのでしょうかね…。あとは大阪はやはり田舎ということもあるでしょうか。

とにかくイベントが始まる10分近く前に着いたのですが、既に多くの人だかりができていて、中央コンコースと東西を移動する通路の交差点にあるスペースゆえに、微妙に混乱気味な状況でもありました。

PC-NJ70A 大阪イベント開催前風景
イベント開催直前の様子


また、イベントステージの前には既に20人ほどの人が整理して並ばされており、彼ら彼女らがサインをもらうために PC-NJ70A を持って並んでいるだろうことが判りました。

とりあえず、これだけの人が居るなら全く興味のない私が人数に加わる必要もないどころか、たった一人でも立ち止まってイベントを見る人が減る方が世のためという気がしたので、眞鍋かをり嬢が登場してトークショーを始めてしばらくして退散しました。

こちらのシャープ公式ブログの記事にレポートがありますが、何はともあれ盛況で何よりでした。ただまぁ、正直言って、日曜の真っ昼間に、あの場所でああいうイベントをして通行の妨げをするのは微妙な気もしましたが…東京じゃ許可されないフリーダムさ、でしょうか。



ところで、第2回のモニターレポートの提出も終わったわけですが、私の PC-NJ70A はほとんど代わり映えもせず、Vista のまま、でもほぼ毎日使っている昨今です。デスクトップ機代わりにして…と思っていましたが、色々忙しかったり、なんかパソコンにかまけてる余裕がなく(他に興味の対象が移っていて)、なんとなくそのままです。

モニターする上では Vista OS のまま毎日使ってることは良いことだと思ってるので、しばらくこのままでしょうかね。モニターレポートを書かなきゃ、という感じで、ノートPC を並べている一角で PC-NJ70A を一番手元側に置いているので、自宅内モバイル用も含めて、ついつい使ってしまうんですよね。別に使いやすいとかではなく、本当に一番手元側にあるという理由だけで申し訳ないのですが…

それにしてもモニター開始後1ヶ月で2回のモニターレポートがあったわけですが、期限が6月末日というのは、月末だけでなく四半期末ということで仕事がドタバタしまくってる中だったので、きつかったです。ダラダラと無駄に長い文章を垂れ流しただけになってしまったのも反省。

さすがにもうネタもないので、あと2回のモニターレポートを除けば、そろそろ PC-NJ70A 話も打ち止めでしょうか、ね。HDD を SSD に換装しようかとも思いましたが、これだけ重いネットブックだと、SSD に換装しても特に意味を見いだせないですし、今さら SSD 換装なんて話のネタにもなりませんしね…
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モニターレポート2回目のテーマは「カスタマイズ」。デザイン的なカスタマイズや PC-NJ70A を快適に使うためのカスタマイズをレポートして欲しいということですが、絵心・デザイン心のない私としては、見た目のカスタマイズは大したことをしていないので後回しにして、PC-NJ70A を快適に使うためのカスタマイズをまず紹介したい。

1回目のモニターレポート記事でも書きましたが、PC-NJ70A は所謂ネットブックと言われる非力なスペックのノート PC でありながら、Windows XP を採用する多くのネットブックと違って、現行 OS である Windows Vista を採用しています。

勿論 Vista を採用する利点もあるものの、Windows XP より動作が重くなる Vista を非力なネットブック PC で動かしているため、何も工夫なしでは動作に鈍重さが拭えません。しかし、工夫をすればキビキビサクサクとまではいかなくても、まずまず実用上問題ないレベルで利用できるようになります。

私自身、今までいくつかのネットブック系 PC(Vista 搭載機を含む)を使った経験があり、過去に色々と工夫してきたので、ネットブック仕様のスペックに Vista 搭載という PC-NJ70A の仕様に対する不満はあっても、それなりに“使える”環境には仕上げて、毎日使っています。

そんな自分の経験を元に、これだけはやっておくべき!という PC-NJ70A のカスタマイズ・ポイントは、以下の5つ。

  1. 内蔵メモリを2倍の 2GB に増やす

  2. セキュリティソフトをプリインストールされているウイルスバスターから、もっと軽快に動作するものに変更する

  3. Windows Vista を Service Pack 2 にアップグレードする

  4. Windows Vista の設定をカスタマイズして、見た目の派手さは少し抑えつつ、ユーザー動作に対する反応を少しずつ良くする

  5. ブラウザの変更ないしカスタマイズ


これら5点のうち最初の2点、メモリ増設とセキュリティソフトの入れ替えは、特に重要です。

ハッキリ言って、Vista の設定を細々とカスタマイズするより、メモリを 2GB に増設して、セキュリティソフトを入れ替える方が遙かに効果が高いので、まずそこから始めるべきでしょう。

なお、光センサー液晶パッドの反応の鈍さを補うために、「SHARP 液晶パッド設定」でポインタの速度を上げたり、微妙に加速させたり、タッチ機能を調整したりというのはカスタマイズ以前の話ですし、これら“調整”については個人差が大きいので、こういった点は特筆することなく話を進めて行きたいと思います。


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発表即日予約した時の E-P1 購入確率 80% から、実機を触って 95% に高まって「とりあえず買うぞ!」という気分だったのも束の間、オリンパス開発陣の次機種予告発言連発などで少しずつテンションは下がり、さらにちょっとしたキッカケ(ガンバ ACL 逆転負け敗退)で我に返って、E-P1 とか別に要らないんじゃ…と思い始めた昨今。

さらに iPhone 3GS を手にして、予想以上のデキにテンションが上がった分、なんか E-P1 とかどうでも良くなってきていた。E-P1 を購入しても、例えば DMC-G1 とどちらが手元に必要か?と聞かれれば、それはもう絶対 DMC-G1 のままであり続けることは確実。

そのあたりは人によって全然意見は異なるだろうが、私の場合は E-P1 では望遠レンズでまともに撮影できない時点で DMC-G1 >(壁)> E-P1 である。

というか、E-P1 の購入テンションは一にも二にも、「新しいスタイルのカメラを買う」ことだけにあって、もっと端的に言えば、新しいアイテムを買う、ただそれだけだ。

しかし、昨日から続々とお買い物したり、amazon その他から送られてきて、すっかりもう物欲は解消気味。むしろ、色々買ってきたものの消化が大変になりつつある。となると、E-P1 への購入意欲もすっかり減少してしまい、ハッキリ言って「予約はキャンセルかな…」という方向に傾きつつあった。

が、予約をキャンセルするにしても、もう一度実機を触ってからにしよう、とは決めていた。せっかく速攻予約しているのだから、キャンセルするにしても後悔はしたくない。キャンセルしたら、きっともう買うことはないだろうから、買うならこのまま買う必要がある。

というわけで、再びオリンパスプラザへ行って実機に触れてみた。

う〜ん…やっぱり予約はキャンセルせずに買っておくかな…


ということで、針は再び買う方向へ振れた。ただ、以前のように 80%、95% という感じの、大いに買う気満々という感じではないけれど、とりあえずボディのコンパクトさに免じて買っておくかな…というのが、今の正直なところ。

DMC-G1 & E-P1 標準ズーム起動時状態比較
収納状態ではパナの標準ズームより 2cm 短くなるオリの標準ズームだが
使用時にはグニョーンと伸ばすことになるので、
使用時のレンズ最短状態はパナ標準ズームより長くなる


さて、今回オリンパスプラザへ赴いた目的は、実機にもう一度触ってみることと、購入したら即実戦投入になるので社員さんに聞きながら操作に慣れておくこと。そしてもう一つ、ボディはともかく、レンズ2本がどうなのか?ということだ。

パンケーキレンズのセットを予約した私は、あとから amazon で 14-42mm 標準ズームを予約したけれど、パナの標準ズームがあるのに、敢えてそれを買う価値があるかどうか?

そしてネット上にアップされたサンプルから評判が散々の 17mm F2.8 パンケーキレンズは、本当にダメなのか?

ということで、ほとぼりが冷めたのか、ほとんど実機を見に来る人もいない中でジックリ E-P1 を触り、そして DMC-G1 に標準ズームとパンケーキレンズを付けて、パナの標準ズームとともに撮り比べた。

のだが、実写画像を公開すると、また要らぬ注目を浴びるので、残念ながらそれをするつもりはないので、あしからず。結論を言えば、

ネットに公開されたサンプルで、色々言われてることを自分でも実感


したというところですね。

E-P1 ではなく DMC-G1 で撮影したので(オリンパスレンズ対策のファームウェア・アップデートは適用済み)、E-P1 で撮影したものとは色々と違うのかもしれないけれど、とりあえずパンケーキレンズは、発売されたら今以上に槍玉に挙がるかもしれない。

「パンケーキレンズに画質なんか求めたって仕方ないんだよ。格好第一なんだから」と思ってる私ですら、まぁなんだな、とりあえず

パンケーキレンズにこだわらない人は、ズームレンズセットを
パンケーキレンズが欲しい人は、ダブルレンズセットを

強くお薦めしたい(笑)。少なくともパンケーキレンズを付けて E-P1 を評価しちゃいけない、と思うわけで。

正直パンケーキレンズセットを予約している私も、どうしたもんかと。いっそ、ボディだけにしようかな…でもボディだけじゃ7月下旬発売なので、それだったら別に買わなくなりそう。セットからパンケーキレンズとビューファインダーと予約特典のフォーサーズ用アダプターを売ったら少しは元が取れるかなぁ…なんて。

DMC-G1 + M.Zuiko Digital 17mm F2.8 (1)
赤のボディにシルバーのパンケーキレンズは違和感バリバリっすな
ちょっと恥ずかしいかも!?


それでも上下の写真を見て判るように、G1 に付けた場合ですらパンケーキレンズの気軽さは魅力なので、なんだかんだ言って使いそうだけど…パナに期待するしかないですかねぇ。

ちなみに標準ズームについては、まぁそれなりじゃないですかね。パナの標準ズームを持っていれば、2cm の差にこだわらない限り or シルバー合わせにこだわらない限り、必要ないかと。別にパナの方が良いとか、オリの方が良いとかじゃなく。

E-P1 の使い方を考えれば、そう画質をとやかく言うものでもないですしね。所詮(マイクロ)フォーサーズですから、画質より気楽さ。まぁ、その思いを越えて考えさせられてしまうレンズもあったわけですが…orz

DMC-G1 + M.Zuiko Digital 17mm F2.8 (2)


それでもまぁ、とりあえず今は買う方向で。以前と違って、11万という値段が重く感じられてしまってますけどね。この前の購入に勢いがある時は、11万くらいなら!とか思えていたんですが…

今年はまだ 1D MarkIV も控えているし、MacBook Air もやっぱり買おうか?とか思ったり、それらとの兼ね合いを考えると、あと1週間、まだ少し悩みそう…

あ、そうそう、最後に書き忘れましたが、E-P1 の展示機は既に最終ファームウェアになっていて(Ver.1.0)、社員さんに聞いても「これが発売されるものに載るのと同じです」と言ってましたが、

AF-C は使い物にならなさそう


というのが確定的。DMC-G1 の時のような、速い動体相手だと無理とかそういうレベルではなく、静止体相手でもフォーカスが不安定すぎて、これは見切り発車だなぁ…と感じましたね。コンパクトデジカメよりも迷いがち。

ということで、E-P1 は AF-S 専用として考えるのが良さそうです。もっとも、E-P1 の性質から言って AF-C が使い物にならなくても、E-P1 の評価を下げることにはならないと思います(DMC-G1 には期待することが大きいので、強く言ってしまうのですが…)
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既に各メディアでの実機レビュー記事は散々掲載されているし、ユーザーによるブログ記事もそこらへん中にアップされているし、私が書いてもどうせ同じようなことにしかならないんだけど、とりあえず私もひと言、言っておこう。

サクサクすぎて、もう二度と旧世代機に戻れない!


YouTube その他にアップされてる iPhone 3G と 3GS の動作比較ビデオをいくつも見ていたから、そのサクサク度は期待していたけれど、全く期待を裏切らなかったというか、自分で使ってみると心底、劇的な使い勝手の向上を実感できる。

iPhone 3GS 購入日撮影テスト 1
iPhone 3GS を箱から取り出して、最初にしたのが写真撮影。その1枚
(以下、写真をクリックすると、オリジナル画像が開きます)


例えば Google 検索をする時に、Safari の検索ボックスにキーワードを入力するより Google Mobile App を使う方がインクリメンタルサーチされて便利なのは判っていても、Google Mobile App で検索開始してから Safari が起動して表示されるのに微妙な感じの間がある。それを考えると、最初から Safari で検索してしまっていたのだが、3GS ではサクッと Safari が起動して処理されるので、Google Mobile App を使う気になる。というか、その方が結果的に速い。

また、他のアプリから住所その他で Maps アプリが起動する場合もタイムラグが多少あったけれど、3GS ではサクッと Maps が起動して表示される。瞬時というわけじゃないが、もたつきでストレスを感じることがない。

そして重いアプリ、例えば Google Earth なんかは、「iPhone / iPod touch でも Google Earth が見れるんだぜ」というデモとしては良かったが、正直実用性ゼロの重さだったし、メモリ不足のせいか落ちることもよくあった。

が、3GS では重いことは重いが、実用的なレベルで動く。ネットブックで Google Earth を見るのと同程度とまでは言わないが、かなり近いレベルで実用的には大差ない。Google Earth が出た当時の古い PC で動かしていた時と比べれば、むしろ今の iPhone 3GS で動かす方が良いくらいまで改善されてる。

同じようなことは Google Earth だけでなく、使用頻度の高い Safari でも同じで、旧世代機では表示に時間のかかった重いページが、そう時間をかけずに見ることができる。旧世代機でも OS 3.0 にして Safari はかなり高速化されたが、それを遥かに上回る実感がある。

もちろんゲームの中には、プレイ中に処理落ちしていたものもあったが、それについては明らかな改善が見られたりもする(例えば Dance Dance Revolution とか)。

といった多々 3GS にして速度の向上が実用性の向上に繋がることを実感するのだが、何よりも重要なのは

日本語入力時のモッサリ感が完全に消えた


ことだ。iPhone / iPod touch の日本語入力も改善に改善を重ねて、初期の頃に比べるとだいぶマシになったけれど、OS 3.0 でちょっとまた重くなって、反応が悪いことが出てきてしまった。が、3GS ではサクサクと入力できて、もはやストレスフリーと言っていい。

先にも書いたけれど、重いアプリが実用的に動作するようになったのも嬉しいが、日本語入力や Safari、メールなどの、

頻繁に使うものがサクサクと動くのが一番嬉しい


こと。とにかく実用性が高くなった。

旧世代の iPhone を結局購入しなかったのは、初代 iPod touch を使ってきて、常に iP reachable になるのは良いけれど、「Safari でウェブブラウズするにしても PC に比べるとモッサリで、i-mode 専用サイトを見ている方がストレスがなくて良いかもなぁ…」というのが大きかった。

ところが、OS 3.0 で Safari の動作はかなり向上し、iPhone 3GS では Safari のみならず、あらゆる高速化した。

iPhone 3GS を手にするまでは「結局今までの携帯で i-mode 最適化のサイトを見てしまって、DoCoMo にもソフトバンクにもパケット代を大量に払うことになったら嫌だな…」なんて恐れていたが、もうその不安はなくなった。

お財布ケータイ絡みで必要な時以外は、i-mode などもう使わない


そう言える。それほど満足できる速度でウェブブラウズできるようになった。勿論、光回線+高速 PC でブラウジングするのとは比較にならないけど、イラチな私が十分ストレスが起きない範囲になった。

iPhone 3GS 購入日撮影テスト 2
なんか写真の縦横判定が Mac 以外だとうまく処理されていないことがあるようだ…


まぁ問題は、iPhone 3GS の電話番号やメールアドレスはほとんど知らせるつもりがなかったけれど、それをある程度は告知する必要があるかもなぁ…という感じになってきたこと。半日で、ここまで思うとは想定外だった。

今後もあくまでメインのケータイはドコモのつもりでいて、P905i を持ち出して iPhone 3GS を家に置きっぱなしにすることはあっても、その逆はないつもりだったが、もしかすると iPhone 3GS だけ持ち出す可能性が大いに出てきた。となると、ソフトバンクの方も告知する必要があるかもな…う〜む、しばらくは悩みそう。

あと、アプリやウェブアプリの制作者にとっては

各種制作の実機テストは絶対旧世代機でやらないとマズい


のは言うまでもない。3GS 基準で作ってたら洒落にならない。ということで、初代 iPod touch は開発テスト専用機になりそうだし、当分は手放すわけにはいかないね。

まぁ、なんにせよ、2年近く iPod touch を使ってきたし、先代 iPhone 3G も結構頻繁に触れる機会があったので、大して感動することはないと思っていたが、大違いだった。嬉しい誤算、ではある。なんというか、

久しぶりにスペック向上が実用性向上に直結したモノを見た


という感じ。PC なんかは最近スペックが向上しても、それで得られる見返りはごく一部のシーンでしかなかったしね。なんか昔の、ちょうど CPU が Pentium になる頃から Pentium II あたりの性能向上の頃の体感に似ている気がするわ(と昔話をするのがオッサンだけど)。

それから最後に写真だけど、なかなか良い。タッチで AF できるのも良いが、フォーカスした場所に合わせて露出も的確に変わる。最近のケータイカメラでは当たり前に近いことだが、なんというかパッと見の見栄えがなかなか良い感じに仕上がる。

iPhone 3GS 購入日撮影テスト 3
逆光でもフォーカスポイントに合わせて露出してくれて、まずまずの感じに仕上がる
って、天地逆にアップされとる!!
Mac の iPhoto やプレビューで見ると天地そのままなのに…

iPhone 3GS 購入日撮影テスト 4
彩度は高めで、ちょっとケバいが、まぁ向こう産らしい味付け


正直、先代 iPhone 3G のカメラはとても使う気になれなかったけれど、これなら十分カメラケータイとして使える感じ。

それに P905i は SDカードに保存したデーターを取り出すのが面倒で、結局ほとんどの写真がそのまま塩漬けになっているが、iPhone 3GS ならアプリを利用すれば flickr や Picasa, Facebook その他にどんどんアップできるし、CameraKit などのアプリで簡易レタッチもできるから、利用頻度は増えそう。

これで3倍ズームでも搭載された日には、コンパクトデジカメなんか要らなくなるな…コンパクトデジカメにネット機能がいくらついても、ネットへ写真をアップする時の使い勝手の差はいかんともし難いからねぇ。

ちなみに、動画も撮ったので載せようと思ったら、livedoor のアップロードファイル 2MB 制限に引っかかってアップできなかった。Youtube にアップすれば良かったのだけど、今日は何も設定なしで使っていたからね…

というわけで、ちょこっと書くつもりが、またダラダラと長くなってしまった。まぁ、本当に iPhone 3GS は予想以上に良かったから、つい書き連ねてしまった。

あとは「OS 3.0 で機能的には差はないし、今回はパスして来年買い替える」「3月に買ったばかりだから、買い替えるなんて有り得ない」と言っていた友人たちに、これを見せるべきかどうか…見たら最後、という気がするしなぁ。ちょっと酷かも、なんてね。
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