Tedious diary more x4

写真日記ブログを合流させて完全に雑記ブログ化しました(>_<)

昨日の記事を書く時に、Amazon のアカウントサービスで最近の注文を見ていたのだが、実際に購入してなくても、予約したものはいくつもあった。

と言っても、ゲームと Blu-ray ばっかり。どちらもそんなに見たり、プレイしまくるわけでもないのにねぇ…。いっそ、予約を取り消した方がいいかも?いや、無駄遣いを抑えるために取り消すべきかも?なんて思わなくもない。かなり真剣に。

ま、「グランツーリスモ 5 (初回生産版:リファレンスブック封入)」だけは、きちんとそれなりにプレイするだろうけど、







をパックした3作セットの「ゴッド・オブ・ウォー トリロジー」は予約してるけど、3作全部やるなんて、到底時間も気力も追いつかないのは明らか。

でもプレイしたいし、リーズナブルな値段ではあるから(トリロジーパックでなく、両者を単体で買っても値段は大差ないですけど)、つい予約してしまった。

とはいえ、同日発売で



も予約済みだし、こんなに買っても到底プレイし切るのは無理。未だに FF13 も終われていないのだしね…まぁ、GoW3 や北斗無双と同日発売予定だったグランツーリスモ5が延期してくれて、ホント良かったわ。

いや、自分的には GT5 が本命だったから良くないか。

でもって、その前の来月には



も予約済み。さらに



なんてのも登録していた。ホント、プレイする時間なんてない。でも大戦略と聞くとやりたくなるんだよねぇ…できれば、iPhone アプリで出して欲しいんだけど。

っていうか、結構 iPhone アプリでゲームはちょこちょこと購入しているので、それをプレイするだけでも大量の時間を消費する…というか、iPhone アプリのゲームすらプレイしきれてないから、やっぱり見直すべきかも…

でも積んでもいいから、触りだけちょいプレイでもいいから、やりたいものはやりたいんだよね…と思って予約してしまうわけだが。

もっとも、万が一が起きれば来月再来月どころか明日も無くなりそうな、そんな出来事が間近に迫っていることを考えると、Amazon の予約は整理しておいた方がいいのかも…と思いつつ、逆に整理しない方が良いようにも思えて迷ってしまう、そんな今日この頃。

しかしまぁホント、グランツーリスモ5はいつになったら発売されるのやら…
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CES も終わり、北米発表のあった新製品が次々と国内で発表されている今日この頃。この後は、月末と噂されている Apple のタブレット、来月の PMA を控えたデジカメ関連の新製品の発表が待ち遠しいところ。

特に、個人的に今年も注目していきたい Panasonic のマイクロフォーサーズ機は、DMC-G1 の公式ページに「生産終了」の赤文字が付け足されたことで、もはや発表目前だろうことが窺い知れる。

発表発売から1年以上が経って、画質、高感度性能はかなり物足りなくなっているのは確かゆえ、個人的に期待する AF、EVF 周りの向上とともに、どこまでやってくれるのか期待したいところだ。100-300mm というレンズも出るし、サッカー撮りは無理でも、夜間以外の飛行機撮りには何とか使えるレベルになってくれると嬉しいのだが…

といったことは別にして、今年になってのお買い物といえば、特にない。買い物をしてウキウキワクワクしているような状態ではないということもあるし、今年は無駄遣いしてる余裕もないということもある。というか、まだ半月だ。

で、その半月の間に買ったものといえば、まず



別のものを買う予定でヨドのヘッドフォン、イヤフォンコーナーをウロウロしていて、「そーいや、iPhone 購入直後にコレが発売されたら買ってみようか考えてたなぁ…」というのを思い出して、それで何となく買ってしまった。

この製品のベースになるのは、1万円前後のイヤフォンとしては定番の一つである



であり、このイヤフォンは以前、耳に優しい装着感が気に入って購入したこともある。

ただ、カナル型じゃないイヤフォンを選ぶときは、どうしても昔からお気に入りの MDR-EX90SL(生産終了。現行製品は MDR-EX500)ばかり使っていたので、友人に譲ってしまった経緯がある。

それゆえに買うのは迷ったのだが、「単純なイヤフォンじゃなくヘッドセットだから使う機会もあるだろう」という言い訳とともに購入してしまった。もっとも普段は



を使っているので(レシーバーとイヤフォンは分離式なので、気分次第で好みのイヤフォンを付けている)、mobile in-ear headset を買ったものの、活躍する機会はそう多くない。

とはいえ、Bluetooth レシーバー経由だと音が遅延するからビデオ類は見てられないし、電波飛ばすのが禁止というところでは使えないから、条件によっては使いどころもあるかな?と思っている。

音自体はこのクラスでは標準的で、iPhone で気軽に聴くにはまずまずの音質。もっともベースモデルの in-ear headphone 同様にヌケが良くないと感じてるので、正直全く好みの音では全くないが、EQ で補正できる範囲。なによりも

耳に優しい付け心地


は、音質の好み云々を越えさせてくれる。長時間付けてるときには一番楽なイヤフォンと感じてる。

もっとも、カナル型に比べると音漏れがある(MDR-EX90SL よりはマシ)とか、無駄に目立つ白黒2色の長めのケーブルとか、海外製ゆえのY字ケーブルであるとか不満もあるけど、マイク感度も悪くないし、純正イヤフォンと同じようなコントロールも可能だから

カナル型じゃない iPhone 用の有線ヘッドセットとしては良い


だろうと思う。カナル型なら純正の In-ear Headphones with Remote and Mic が安くて音質もヨサゲだからコレを選ぶのは音質の好みだけになるが、カナル型はキツいという人には、ピッタリのヘッドセットだと思う。

私自身、外耳の皮膚が強い方じゃないので、先に書いた Bluetooth レシーバー経由で使っていても、イヤフォンはカナル型インナーイヤー型を状況によって使い分けてる。なので、この mobile in-ear headset も使い分けられて行く中で使われて行くことだろう。

というか、当面は有線イヤフォンしか使えない環境にいるので、当分このイヤフォンを中心を使うことになるかな?という感じだ。普段使わないと判っていても(一度 Bluetooth の無線イヤフォン環境に慣れると有線に戻るのは難しい)、こういう限定状況のために買ったわけで、そういう意味では元が取れそうではある…

この Bose mobile in-ear headset は iPhone 用だけでなく、一般携帯電話用の平型ジャックモデルも出ている。



ちなみに 17日までに購入してユーザー登録はがきを投函すると BOSE リストウォッチが漏れなくもらえる。まぁ、そんなものを目的に買う人もいないでしょうが…



で、もう一つ購入したのが、モニターヘッドホン MDR-CD900ST。



実はコレを買うのは3つ目。1つ目は東京への引越し時に紛失してしまい、2つ目は10年愛用してきたものの先日左側が聞こえなくなって、どうやら左側のユニット部が逝かれた模様。

もちろん修理に出す予定で、どうせ修理に出すなら4芯化その他の改造などもしてもらおうと思っているのですが、まぁ10年使ってきたので、ここらでメインのヘッドホンをまた新たにするのも…と思いつつも、結局なんだかんだ考えた末に、またもう一つということに。

本当はちょっと前に発売された SHURE のモニターヘッドホン



に興味があって、今回の CD900ST の故障とは関係なく買ってみようと思っていたのですが、秋葉原へ赴いた際に試聴してちょっと思った音と違っていて買わなかったので、今回も悩んだ末にスルーしてしまいました。

また同じ CD900ST を買ってしまうと、やっぱり SRH840 を買っておけば良かったかなぁ?他の一般音楽用途のヘッドホンを買っとけば良かったかなぁ?と思ったりもするのですが…

まぁ、長年 CD900ST を使ってきて自分の耳のリファレンスになっているので、それがないと不安なんですよね。良い音とかそうでないかとは別に、自分にこびりついた基準みたいなものになっているので。

なので、MDR-CD900ST を他人に勧めたりはしません。このヘッドホンは 音楽を楽しむヘッドホンとはちょっと違うモノですし、特機扱いなので保証もありません(初期不良交換のみ)。プラグも今どきヘッドホンでも少数派になってきた標準プラグですしね。

まぁ、フラットで味気のない音傾向はもちろん、薄いパッドも含めて私は気に入ってますが、とうてい勧められるヘッドホンではないですよね。曲作りとかしているならともかく。

いずれにせよ、私はオーディオマニアではなく、ヘッドホン・イヤフォンも出せて3万円程度まで、という人間ですから(気軽に買えるのは2万円くらいまで)、音の善し悪しを語れるようなこともないです。

なので、今回はヘッドホン、イヤフォンの薀蓄とかではなく、お買い物紹介程度のお話ということで。

それにしても、エージング途中で久しぶりに CD900ST で iPod の音を聴いたのだけど(エージングは CD プレイヤーでやっていたが、夜間は iPod に挿して押し入れに突っ込んでいた)、iPod / iPhone で圧縮音源を聴くのに、こんな粗探し用ヘッドホンを使っちゃいけないね…と改めて思ったり(笑)
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年末に続いて元日に秋葉原をうろついて何か掘り出し物はないかなぁ…と思っていたが、自作からすっかり遠ざかってることもあって、最初から予定していたもの以外には特に収穫なし…と思ったところで見つけたのが、4千円弱で売られていた iPhone 用バッテリーケース Apocket。

手持ちの iPhone 用の外部バッテリーは、定番 eneloop KBC-L2S(現在は新型の KBC-L2AS)と、ドックコネクタ直結型の iWalk の2つを状況によって使い分け、持って出かけているので、さほど不自由はしていない。

ちなみに iWalk もドックコネクタ直結型としては定番だが、つい先日まで使っていた OMOLO PowerStation と比べると微妙なところがあって満足はしてない。これについては、別途触れようと思ってる。

ともあれ、USB ケーブル給電ながら大容量な L2S (L2AS) と、ドックコネクタ直結でコンパクト&軽量な iWalk の使い分けで満足してはいたのだが、iPhone 用外部バッテリーと言えば、もう一つ「バッテリー内蔵ケース」というタイプがあり、試したい気はあった。

「バッテリー内蔵ケース」というタイプの定番は



だろう。これの大容量タイプの Juice Pack や aigo、MiLi など、結構種類は出ている。

そのうち適当に見繕って買おうとは思っていたが、なにせ試したい衝動だけが強く、“ほとんど使わないのが判ってる”わけで、そのために1万円近く or 前後を出すのは躊躇われる物がある。

そんなわけで、どうしたもんかなーと思っていたところに、4千円弱で見かけた iPhone 用バッテリーケース。聞いたこともないメーカー、商品だし、なんとなく怪しい。



一応、日本の代理店を通した商品だから無保証とかジャンクではないだろうけど、

ネットで検索しても誰も購入レポートがないし
なんとなく地雷臭が漂っていた…


のだが、そうなると試したくなるのが心情。

って、それは一種の病気かもしれないが、誰も使ってないなら試してみるか、と思うのも事実。これが1万円のものなら買うことはないけれど、4千円。ダメもと、たまーに使うくらいに我慢して使えたらいいか、と。

ちなみに、私がバッテリーケースに求めたかったものは

  • ケース形状としては、全体を覆うタイプ

  • バッテリー容量ができれば 1,800mA 前後以上、最低でも 1,500mA 前後。

  • 充電端子は iPhone ドックコネクタがベスト。妥協しても mini USB。マイクロ USB は嫌

  • 脱着がしやすいタイプ

  • スピーカー、マイクは塞がない(塞ぐようなものは、もうないと思うが)

  • デザインはどれを買ってもダサいからどうでもいい


というもの。

なので、この Apocket、怪しい感じはしたものの意外と条件には適っていた(バッテリー容量は公称 1,750mA)。それでいて4千円だったから、まぁいいや、えいやーでかった次第。

ということで、以下この Apocket を1〜2日使い続けてみた感想。

APocket iPhone装着 前面


Juice Pack Air のようなスリムさ、スマートさはないものの、radius の CHARGE CASE のようなボッタりと馬鹿でかくなるようなこともなく、まぁ中庸。バッテリー容量を考えれば、サイズや重さは可もなく不可もなく程度でしょうか。

前面下部にインジケーターランプが3つあって、右のボタンを1回押すとバッテリー残量が表示されます。なお、右のボタンを2回押すと上面にある LED ランプが点灯して、ちょっとした懐中電灯代わりになります。

APocket iPhone装着 背面


背面は普通にブラックですが、ツヤあり塗装で指紋目立ちまくりのパターンです。安物にはありがちですが、バッテリーケースはこういう塗装が多いですから、まぁこれでとやかく言うこともないかと。所詮、バッテリー主体のケースです。

装着方法はケース2分割方式で、ケースの上面部の方が取れるようになっているわけですが、単純に取れてしまうのではなく、キャリーバックの取ってみたいに底面部との間は2本の棒で繋がった状態で外れる…というよりは上にズレるようになっています。

上面の分割部を上にズラして iPhone 本体を入れて戻す、そんな仕組みになっています。単純な分割方式と違って分割部を紛失するような恐れもなく良いアイデアなのですが、バネ式になってるのがちょっとウザイですね…

APocket iPhone装着 左側面


左側面のボリューム、マナーモードスイッチ部はその部分だけ開ける形状になっています。ごく普通ですね。全体を覆う形状ですが、銀縁部は保護されない形状です。

APocket iPhone装着 右側面


右側面。銀縁部だけが出ています。形状は角丸形状でフィット感は悪くないです。滑りやすさは iPhone 単体よりほんの少しマシ、という程度でしょうか。無論、質感は値段なりです。

APocket iPhone装着 上面


スリープスイッチやイヤホンジャックのある上面部。スリープスイッチは若干押しづらくなりますが、特に不便を感じる程ではないです。イヤホンジャックも通常の形状なら大丈夫でしょうが、横折れタイプでジャック元が太いと厳しいかもしれません。

なお、イヤホンジャックの下の方で、ケースに穴が開いているところが、先ほど説明したケースのボタン2回押しで点灯する LED ランプ口になります。

APocket iPhone装着 底面


こちらは底面。スピーカーとイヤホン部は一応穴が開いてあります。音は正直少しくぐもった感じになりますが、それは止むをえないでしょう。iPhone ドックコネクタというのは嬉しいところです。



とまぁ、ここまでは普通なのですが、やはり安いなら安いなりのワケはあるわけでして…

APocket iPhone装着 粗悪品ならではの隙間


iPhone 挿入のためのケース分割部分が思い切り隙間できるんですよね。iPhone の差し込み方が悪いのかと思って何度も試したんですが、やっぱりこう。個体差なのか仕様なのか判りませんが、いくらなんでも、この隙間の広さはないだろー、という感じです。

APocket iPhone装着カメラ位置もズレてる


でもって、カメラの位置もズレてます。ズレズレにズレてます。何度もやり直したんですが、こうなります。

ということで…

APocket iPhone装着 写真撮影時にケラレ


ケースの厚みも多少あるので、撮った写真はこうやってケラレまくりです。厚みのあるバッテリーケースですから多少ケラれるのは仕方ないとは思いますが、ちょっとこれはキツいですね。このバッテリーケースを装着したまま写真を撮る気にはなれないです。

さらに、このバッテリーケースに iPhone を装着したまま、ドックコネクタから充電しようとすると

APocket iPhone装着 バッテリー警告


このアラート。実害はないとは言え、Works with iPhone じゃなかったのか?う〜〜〜ん…

ということで、バッテリーケースを装着したまま充電すると、バッテリーケースに充電されます。iPhone に充電するように切り替えとかはできないようです。

バッテリーケースへの充電を止めると、バッテリーケースから iPhone へ充電されるのですが、これも時々切り替えがうまくいかない場合があるようで、その時はスリープ&復帰を何度かしていると上手く切り替えられるようです。

というわけで、まぁ何と言いますか、安かろう悪かろうとは言いませんが、

安かろう、雑な作りだろう


ということは言えます。ケースそのものの作りが雑なのは見ての通りですし、使い勝手の点でも Juice Air などの定番製品に比べるとイマイチ以下です。

ただまぁ、作りは悪くても使えるのは使えるし、バッテリー容量の割には安いのも事実なので、とりあえず安く欲しいという人には悪くないように思います。目をつぶるところはつぶる必要はありますが。

個人的な感想としては、ダメ出しとはいかないですけど、微妙ですね。微妙で済んでいるのは、私が滅多にバッテリーケースを使わないのが判っているからで、

バッテリーケースを常用したい人には、絶対不向き


なのは断言できます。充電時にアラートが出たり、本体への充電切り替えができなかったりと使い勝手が良くないですからね。

私自身はバッテリーケースというものを使ってみたかったことと、非常に限定された状況において使うこともあるだろうから、その時のために…と思っているだけなので、この程度でもとりあえず良いか(ロクに使わないけど)と思ってます。なにせ4千円で、一定の欲求を満たしたのですから(笑)

長距離移動時など、長時間充電しなくても存分に使いたい時は、Apocket に限らず、ケーブルレスのバッテリーケースというものはスマートに使えて便利なのは判っているものの、重くなって嵩張る上に、見た目がダサくなるという欠点がある限り、私自身としてはやっぱり常用は難しい。

しかし、長距離移動時用に…と思っていたけれど、本体がこうやって大きく重くなるとポケットに入れたくないので、そうなると持ち歩くこと自体が厳しいかなぁ…なんて思ったり。長距離移動時用に買ったはずなのに、その用途では厳しいかな、と。

もちろん、このあたりは個人の感覚差、利用形態差があるので、あくまで私の感想です。Apocket に限らず、バッテリーケースというものに対しての感想ですけど。

まぁ、ドックコネクタに付ける外付けバッテリーも(付けている状態では)見栄えはよろしくないし、eneloop チャージャーのように USB ケーブルをぶらさげてるのはもっと格好悪いけれど、それでも私にとってはバッテリーケースを使う選択肢はなかなか取れなさそう気がしたり。

というわけで、正直 Apocket という製品に対しては、「安いのには、それなりの理由がある」ということでしたが、

実際に iPhone 用バッテリーケースを試してみて
自分に合うかどうか知りたいという欲求は満たした


ので、その対価が4千円なら悪くないかな、と。満足とは到底言えないし、人にも勧められるものでもないけれど、それなりに判るものは判るだろうしね。もっと良いバッテリーケースを使ったところで本質は同じだから。

そんなわけで、自分的には悪くなかったお買い物ではありました。
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年始恒例 CES 絡みの新製品発表時期となって、様々な新製品が発表されている。パソコンでは Clarkdale や新 Atom 搭載の新製品が対数発表されているし、コンパクトデジカメも色々海外発表が続いている。

それらの多くは国内発表もされたり、追ってされるであろう製品だが、個人的には今のところパッと感じる製品はなかったりする。新年明けてから何か記事を書こうと思いつつも、興味をひくものもないし、大してお買い物をしてるわけでもないので、すっかり放置プレイになっていた(まぁいくつか記事を書きつつあるけど)。

ともあれ、CES で Go サインが出た Clarkdale はノートパソコンや省スペース・デスクトップをまた一歩進化させるだろうけど、ぶっちゃけチップが変わったこと(だけ)で大きな変化があるわけでもないから、「買い換えたくなった時が買い替え時」を覆して「今が買い替え時」と思わせるようなものではない。

ましてや新 Atom は商品電力の削減だけでパフォーマンスにほとんど差がないのでは、興味が全く湧かない。VAIO type P が新 Atom ベースにリフレッシュされ、標準バッテリで長時間駆動してくれるなら喜ばしいことだが、それだけで買い換えるか?と言えば、多分ない。ましてや他のネットブックをリプレースなんてことは、もっとない。

当然ながら、いずれのパーツも漸次進化することは重要なことであるから否定するものではないが、こと自分のお買い物的視点から見れば(もはや PC-DIY もほとんどしないし)今回の CES は「なるほどねー」で終わりつつある。

また、パソコンの具体的な新製品も、年々スルー度が高まっている。iPhone を使い始めると(個人的にはその少し前からだけど)昔のように国産ケータイの新製品発表に興味がいかなくなるのと同じように、数年前からメイン環境を Mac に戻したため、Windows 系のパソコンは割とどうでもよくなっていく。

逆に言えば、その感覚を乗り越えてでも「買いたい!」と思わせる、ちょうど1年前の VAIO type P のような製品があれば良いのだろうけど、今のところはそのようなものは出てないし、出る雰囲気もない。

the wing and Mt. Fuji


とは言いつつも、多少目を惹いたものはある。NVIDIA の GF100 は興味深い。Tegra も大成功するとは思えないが、どうなるかという点での興味はある。あとは SONY の AVCHD ビデオカメラが1年前から大攻勢しまくりで今回もなかなか凄いなーとか、色々思うことはある。

CES の前の発表になるが、本物の“Google ケータイ”である Nexus One には当然興味はある。が、実際に日本で出ないとどうのこうの言っても始まらないから現状スルーしかない。

たとえ噂通りにソフトバンクから出ても、これ以上ソフトバンクの糞電波でしか使えない端末を持つ気にもなれないから、スルー確実。ドコモならドコモで、どんな制約を付けられるか判らないし、ホント悩ましい。

アンドロイド携帯はいずれ買うと思うけれど、日本ではまだまだモノがないし、海外の状況だと逆に進化が激しすぎ&新商品が矢継ぎ早に出過ぎてるので、買い時が難しいだろうと思う。つい2〜3ヶ月前、モトローラから Droid が出てきた時には Android の決定版と言われていたのに、今や最高の Android 機は Nexus One に置き換えられてるしねぇ。

そう思うと、Android はしばらく待ちかなぁ、日本でも1〜2年待ってからで良いかな?と思える。少なくとも iPhone ユーザーなら Android で体験できるもののほとんどは、とっくに体験済みだから急ぐ必要はどこにもない。

また iPhone と違って Android は OS でありプラットフォームであるから、今の国産ケータイの多くが同じプラットフォーム上から作られているように、Android も N や P から(多分最初は F のような気がするけど)国産機らしい Android が出てくるのは間違いない。

となると、

iPhone と同じような Android 機を買っても仕方ないから
国産機らしいアンドロイドケータイが出た時に買うことになるような予感


がする。というか、それをむしろ楽しみにしたい、

少なくとも iPhone はいつまでも iPhone。Apple が Mac でやっていることを見れば判る。地デジ内蔵?ローカルな島国のサポートなんか知らね。そういう姿勢だから、iPhone はいつまでも iPhone だろう。それゆえに、決して多数派になることはない。

逆に Android は矢継ぎ早に色々な機種が出て、色々な付加価値が出てきて、雑多な環境になるだろう。それで生じる問題もあるだろうが、そのカオスさも含めてプラットフォームとしての Android になるはず。

それは言わば Windows PC の世界であって、そういう意味で Android は iPhone のライバルとか、もうひとつの選択肢とかではなく、むしろ Windows Mobile に非常に近しい存在になる。

それを考えると、Mac メインと言いつつ日々 Win / Mac 両方の OS を違和感なく両方使ってる私にとって、いずれ iPhone と国産機らしい Android 機を使うのは自然かなぁ…と思えたりする。

今年国内でリリースされるであろう Android 機には大して期待していないが来年、いや年末までには少しは惹かれる国産ケータイが出るかなぁ?と期待していたりする。

the wing, green and red tails


ケータイはスマートフォン絡みに限って今年も熱いだろうが、パソコンに関しては逐次進化でしかないから、必要なものを必要な時に、という感じだろう。

4TB できれば 8TB クラスの NAS の導入は検討しなきゃならないし、バックアップ用の HDD も順次 2TB HDD に切り替えていって早いうちに 500GB クラスは引退、となるだろう。ノート PC の買い替えは考えないけど、そろそろ iMac は最新のものに買い替え時。

デジタルカメラは…どうなんだろうな。色々と期待するものはあるが、そこはまた別途書くことにしたい。

電子ブックリーダーやタブレットに関してはどうなるのか見えないし(ぶっちゃけ興味はあっても欲しくなる要素が今のところゼロ)、3D TV に関しては懐疑的でもある。凄いのは判るけど、いちいち別途メガネを必要とするものがリビングで普及するかなぁ…と。

ゲーム機はハードの新製品は出ないだろうし、去年ドラクエも FF も新作が出たわけだから、落ち着いた展開だろう。

なんて思うと、意外とマッタリした1年だったりして。個人的に期待してしまうのはデジカメ関連(特にパナの次期マイクロフォーサーズ機& 100-300mm などのレンズ)と、次期 iPhone くらいかな。

果たして 2010年はどのような新しい製品が出てきて、物欲を刺激してくれるのだろうか…
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三が日も終わろうとしておりますが、この場末ブログを目にしてしまった方々には、明けましておめでとうございます。本年も代わり映えしないというか、さらに劣化せざるを得ませんので、ブックマークを外すなり、RSSリーダーのフィード登録を外すなり、よろしくお願いいたします。

さて、特にネタもないし、年始早々から買い物もしてませんので、更新する予定もなかったのですが、今日 livedoor Blog アプリが App Store でリリースされていたので早速使ってみて、livedoor Blog アプリから投稿テストを兼ねて、新年のご挨拶もさせていただいております。

さて、この livedoor Blog アプリですが、ブログの閲覧に関しての機能は全くなく、livedoor Blog への投稿機能と過去記事の編集・管理機能の一部を持っているだけのアプリです。ま、ハッキリ言いますと

やたら時間がかかった割には、ショぼすぎて泣ける


デキです。使えない、とは言いませんが、昨夏にβテスターを募集して、その後音沙汰なしで半年経って出てみたら、ホント最低限もいいところの簡素なアプリ。

1年前ならいざ知らず、今は各種サービスにおいて良いアプリが出ているのですから、これは最初にしてもちょっと…なデキ。特に

ブログの内容を書いてる途中にアプリを終了すると
書き掛けの内容が消える


って、いつの時代のアプリですか…そんな使い勝手の悪いアプリは淘汰される時代なんですけどね…おまけに落ちるからタチが悪い。

という訳で、この糞アプリで投稿しようとすると結構神経を使うので、ここらで切って後でパソコンで追記します。

no title


というわけで、パソコンから追記です。改めて livedoor Blog アプリ「LDBlog」について述べてみます。まず良い点は…

「ようやく iPhone からサクっと livedoor Blog に投稿できる仕組みができた」

ということだけ。このアプリはブログの閲覧に関しては全くスルーだし、ましてや livedoor Clip などの周辺サービスなんかにも対応はしていない。ちなみに、マルチアカウントにはきちんと対応している。

livedoor Blog は iPhone 最適化で表示されることもないのだから、ブログの投稿管理だけでなく閲覧機能も持ち合わせていても良かったのに(できれば clip との連動機能も)と思うのだけど、まぁ livedoor Blog 投稿管理機能すら満足にできてない現状では、そこまで望むべくもない。

ということで、ちょっと使っただけで判る欠点を列挙してみる。

  • 草稿機能がない。ブログの投稿内容を書いてる途中にアプリが終了すると、書きかけの内容は消える。つまり電話を取ると終了。今どき、アプリ終了時に内容自動保存をしないアプリも珍しい。これだけで十分糞アプリ認定。

  • カテゴリの指定が可能だが、既に登録してあるカテゴリから選択ができず、カテゴリ名を手入力させるという信じられない仕様。

  • 写真は1枚だけ添付できる。が、張り込み先は問答無用で本文先頭。

  • HTML タグや Wiki 記法は使えるが、修飾に関する補助機能は一切ない。なんのための専用アプリ?って感じ。

  • 冒頭と追記部分(続きを読む…で見られるところ)の入力フォームが分けられてない。

  • 記事一覧の同期がやたら遅い時がある。なんでこんなに時間がかかるの?と思うことも。

  • 投稿時に写真があってサーバー側が思ったりすると、アプリが落ちることがある。でもって投稿内容は消える。


という感じですかね。まぁ、かなり糞アプリに近い存在。

この期に及んで公式アプリとしてリリース、それもβ版募集から4ヶ月も経ってからなら、もう少しマトモに使い易いアプリが出てくるかと思ったら、正直投稿できるだけ。というか、これ

投稿に関してはメール投稿と変わらない


わけで、メール投稿の方が下書きができるだけマシ。

ということで、このアプリの意味は管理部分だけなんですよね。管理と言っても記事の簡易編集と削除くらいですが。それを考えると

ショボい専用アプリ作るより
livedoor Blog管理画面をiPhone最適化した方が1万倍早いし
ずっと不満のないものができたはず


ということに尽きる。オフラインならではの機能が皆無なんだし、わざわざアプリを使う意味がない。海外のサービスも「制約のある iPhone の専用アプリ作るより、ウェブアプリとして iPhone 最適化した方がいいよね」というのが最近の流れだしね。

そんなわけで、新年から大いにガッカリさせられた livedoor Blog 公式アプリ「LDBlog」でございました。
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